今月はまた新たなAI画像生成ツールのご紹介になります。以前にも二度に渡ってAI画像関連の記事を投稿していますが、日々進化し続けるAI業界において続々と次世代ツールが開発、実装されており、その進化のスピードは目を瞠るものがあります。
因みに過去のAI関連記事は以下のリンクより。
上記の二記事ではいずれも『ImageFX』というサイトで実装されていた『Imagen3』という生成ツールを使用していました。しかし忘れもしない(笑)2025年10月15日、ImageFXにおいて突如としてImagen3が使えなくなり、その後継らしき『Imagen4』への切り替えを強制される事となりました。
丁度その時は何故かレッドソニアとララ・クロフトのコラボ画像?を作ろうとしていて(笑)、10月14日の時点では、

こんな感じの画像を作れていました。しかし翌日になって同じプロンプトで生成した所、

このようなかなり変質した感じの画像になり、何をどうやっても14日以前のスタイルに戻す事が出来なくなりました。何だこれ!?という事で色々調べているうちに今まで使っていたのが『Imagen3』で、今回切り替わったのが『Imagen4』である事など、生成ツールの事について多少詳しくなりました(笑)
しかしこの『Imagen4』、今までの『Imagen3』なら生成できていた数々のヒロピンシチュエーション画像(前回記事参照)を全く生成できなくなり、仮に生成出来ても全く物足りない変な画像しか出来ず一時期はかなり絶望(笑)しました。しかし執念で文字通り寝る間を惜しんでプロンプトの試行錯誤に励んだ結果、最終的に……



このような画像までなら作れるようになりました。握っている拳や鎧の意匠、雨濡れの質感などを見ても、細部のディテールは間違いなくImagen3よりも向上している事が分かります。しかしどうもクリーチャーの造形がImagen3に比べて大人しく、また派手な構図なども再現できず、納得の行くヒロピン萌え画像が作りにくくなってしまったのが大きな難点でした。
しかしそれでも他に選択肢はないのだから、仕方無しにこのImagen4で以前のような構図を頑張って再現していくしかないと諦めていた所、画期的な最新ツールが実装され利用可能になっている事を発見してしまいました。




前回の記事にも掲載したインディ・ジョーンズとのコラボ画像ですが、ご覧の通りImagen3を彷彿とさせる構図、クリーチャーの造形、それでいて絵のディテールやクオリティは確実にImagen3よりも上と言えます。
むしろImagen4よりも余程『Imagen3の後継』と言えそうなこのツールは『Nano banana(ナノバナナ)』と呼ばれ、やはりGoogleが開発した最新AIエンジン『Gemini 2.5 Flash Image』の別名愛称です。


同じGoogleAIで動画を作成できる『Flow』のホームページにある「新しいプロジェクト」というリンクをクリックすると作成ページに飛ぶのですが、そのページ下部にあるプロンプト入力枠の上部に「テキストから動画」「フレームから動画」などを選択できるタブがあり、その中の『画像を作成』という項目を選ぶ事でNano bananaが利用可能になります。
そしてやはりGoogleのお膝元だけあって上記リンク先のページでなら、このNano bananaも他のAIサイトとは異なり画像に関しては完全無料かつ枚数無制限(少なくとも私は現時点で上限を確認できていない)での利用が可能となっています。上記のような素晴らしいクオリティの画像が毎日無料で尚且つ無制限に作成できるとか、「本当に良いのか?」と疑心暗鬼になってしまうレベルです(笑)
またNano bananaの概要や使い方に関しては、以下のページで詳しく解説されていますのでご参照下さい。
【2025】Nano Bananaは無料?料金や使い方・フィギュア化方法・プロンプト・商用利用も解説 | キャド研
さて、それではここからが本題。前二回の記事と同じく、今度はこの『Nano banana』で生成した様々なヒロピンシチュエーションの画像を、ロケーション別に分けて一挙掲載していきたいと思います。もし気に入った画像などありましたら端末保存などはご自由にどうぞ(笑)
4人パーティー結成!?
前回の記事ではレッドソニア風のヒロインのピンチシーンをより際立たせるために、インディ・ジョーンズ風のヒーロー役を登場させて、ヒロインを助ける役どころを担わせる事となりました(その結果が上記に掲載しているような感じの画像群です)。
私は他の記事でも度々言及していますが、ヒロピンシーンというのはその前提となる背景やキャラクター、そこに至るまでのストーリー性というものが非常に重要で、ただ単に背景のないヒロピンシーンだけがあってもそれは何の脈絡もない無味乾燥なものでしかありません。
よく映画やゲームにセクシー性を求めると「AVでも見てろ」とか「エロゲーでもやってろ」と言う人がいますが、はっきり言って極めてナンセンスです。背景や脈絡のないAVやエロゲーでは決して摂取できない成分というものが、一般作品のセクシー要素にはあるんです(力説)
ヒロピンもそれと全く同じ事が言えて、まずは前提条件となる舞台背景やキャラクターなどを整えないとヒロピンの魅力は半減してしまいます。前回記事ではAIアートの魅力や可能性に圧倒されて、後半でようやくインディ・ジョーンズとのコラボストーリーを思いついたという感じでしたが、それを踏まえて今回は最初からその辺を補完してみました。

まずヒーロー役が一人だとより激しいピンチシーンなどの際に救出の説得力がなく(笑)、イマイチ没入感が得られませんでした。「だったら人数を増やしてみれば良いのでは?」という単純な理屈で、急遽追加メンバーを導入(笑)する事となりました。
どうせならキャラの属性が被ってない方が良いという事で、魔術師風の男性メンバーを追加しました。これは「マーリン」という名前を使う事で比較的スムーズに馴染みました。マーリンはアーサー王伝説に登場する世界的にも有名な魔術師なので、レッドソニアやインディ・ジョーンズと同じく名前だけでほぼAIがイメージを固めてくれました。
そして伝説や神話にも登場する稀代の魔術師ですから、どんなストーリーでも違和感なく挿入できるというメリットもあります(笑) 前回の記事で書いた「インディ・ジョーンズがタイムスリップ?するストーリー」でも、例の転移装置を研究している魔術師という設定でも、同じように別の時代からタイムスリップしてきた魔術師という設定でも何でもござれです。若い頃は女好きだったという設定もあるマーリンですから、ヒロインを見初めてという理由でもパーティーに加わる動機になり得ます(笑)

そしてここまで来ると「どうせなら後一人だけ追加して冒険者パーティーみたくするのも面白そう」と気分が乗って(笑)、最後の4人目のメンバーも追加する事にしました(それ以上のキャラ追加はAIの処理限界もあって困難)。
しかしこの3人に更に属性が被らないようにもう一人となると中々良い案が思いつかず、露出差のエロスも考慮しつつあれやこれやと試行錯誤を重ねた結果、最終的に……


キャラ的にもパーティーの役割的にも被らないという事で、最終的に「ニンジャ」で落ち着きました(笑) これは特にキャラ名などを入れず「Ninja」とだけ入力しています。海外でも一定の知名度がある「ジャパニーズニンジャ」だけあって、ヒロイックファンタジー風世界でもそこまで大きな違和感ない造形に仕上げてくれましたw そして海外における「ニンジャ」なら、まあどこにどんな理由で存在していてもおかしくないので、自由にキャラや背景を設定できます(笑)
これで何とかヒロイン含めて4人パーティーが完成しました。あとはこのパーティーを基準に様々なヒロピンシチュエーションに取り組んでいくだけですが、せっかく上手く行ったので、ちょっとヒロピン以外のシーンもストーリー背景補完のために作ってみました(笑)







場所を『中世の酒場』や『中世の宿屋』とすると、いい感じにファンタジー感ある酒場を背景に出来ます。男達が皆長袖長ズボンの衣服を着用している中、一人だけビキニアーマー姿のヒロインの『露出差のエロス』を存分に堪能できます。なまじ日常っぽい風景だからこそ余計に際立つエロスというものあるんです(笑)
またモブを追加すると特に指定した訳でもないのに全員男性で、これもヒロインの紅一点感を強調してエロさを倍増させてくれる効果があります(笑)





街を歩いたり買い物したりしてるような場面も生成。結構上手いことパーティーっぽい感じを描写してくれています。これも存分に露出差のエロスを堪能できます。また何か特にプロンプトで指定した訳でもないのにヒーローとヒロインが腕組んでたり、ヒロインの髪を弄ってたりと恋人関係?っぽい感じになっててGoodでしたね(笑)




そして街の外に出て野営中の様子も生成。全員で座ってる画なども作れましたが、ここではちょっとアクセントを加えて『ヒロインのみ旅の疲れで寝入っている』という構図にしてみました。
これは鍛えられているはずの女戦士でも男に比べて体力はなく『所詮は女』感を非常によく表せていて、意外と乗って沢山類似画像を生成してしまいました(笑) またヒロインだけ敷物を敷いて寝ているのも、他の男達から労られてる感が出てGoodでした。
他にもプロンプトを変えればいくらでも様々なシチュエーションを生成できますが、きりが無いし、これはあくまでヒロピンシチュエーションにスパイスを加えるための背景補完であって本題ではないので、ここら辺で一旦止めておきます。
ロケーション①:山賊の砦
まずは以前のImagen3ではあまりやっていなかった対人間(ここでは山賊)のシチュエーションです。魔物やアンデッドなど人外相手も勿論良いのですが、同じ人間相手だからこそ映えるヒロピンというのもあると思います。
という訳で以下は『山賊の砦に囚われたヒロインを救出するために乗り込むヒーロー達』の構図です。












山賊の砦に囚われたヒロインのシチュエーション別にいくつか、特に良かった画像を厳選してピックアップしました(ボツになった類似画像は数え切れないくらい生成してますw)。
いやぁ、もうまず、これだけでも充分素晴らしいですね。男達だけが敵と激しく戦っている中、本来は最も前線で戦うはずの女戦士はただ無力に囚われているのみって対比がもう無茶苦茶超絶萌えまくりで、いくらでも画像を生成しまくるモチベーションが生まれてきます(笑)
しかも前回の記事と見比べてもらえば一目瞭然ですが、絵のクオリティや美麗さがImagen3とは段違いで、非常に素晴らしい限りです。これを無料で何枚でも作ってしまえて本当に良いのでしょうか?(笑)







いやぁ、ホント素晴らしいですね(語彙力) 悪役側に明確なボスを設定する事でストーリー性が増すのと同時に、よりヒロインの危機的状況が強調され良質なヒロピンシーンとなっていきます。敵ボスの懐に囚われたヒロインを救出しなければならない状況というのは難易度がより高く、よりソソりますね(笑)
因みに他のロケーションでも全てそうですが、ヒロインの足を裸足にしているのは「その方がより虜囚感や無力感が出せてエロい」からです(笑) これは前回の記事でも言及しています。なので明らかに戦いの最中に敗北して倒れているような状況でない限り、基本的にヒロインは裸足にしてあります。「敵に囚われて、虜囚だと思い知らせるために履物だけ脱がされて裸足にされてる」って状況を想像するとソソりませんか?(笑)
ロケーション②:リザードマンの巣
前回のImagen3の記事でもあった『リザードマンの虜囚』シチュエーションです。当然画像のクオリティはImagen3とは比較にならず非常に見応えがあります。



これは他の全てのシチュエーションにも言えますが、救出対象のヒロインがギリシャ神話のアンドロメダよろしくただの「元から無力なお姫様」ではなく「鍛えられた女戦士」であるという点が非常に重要です。
本来は男達と並んで戦う力があるのにそれを発揮できず不本意な虜囚下に置かれ、自分を助けるためにヒーロー達が戦っているのを見ているしか出来ない、もしくは彼等の救出をただ待つしかないという状況下での女戦士(ヒロイン)の屈辱やもどかしさを想像すると超々絶(笑)ソソりまくります。
また気絶していたり眠っていたりする場合でも、鍛えられた肉体やビキニアーマーといった「お姫様とは対極の要素」を持つヒロインが無力に囚われの身になっているというギャップ萌えによって非常なエロスを醸し出してくれます。




「リザードマンの王」というプロンプトにしてありますが、AI感性で中々素晴らしい悪役チックな造形です(笑) 山賊とはまた違った、人外の怪物ならではのヒロピンもまた素晴らしいものがありますね。






更に一歩踏み込んで「敵ボスは玉座に座っている」という感じのプロンプトを追加してみました。玉座に座っていることでより大物感が出ますし、ヒロイン救出が更に困難を極めそうな状況を表現してくれます。またヒロインの『敵ボスの懐に囚われている』感もより強調してくれる効果があります。
この山賊やリザードマンのロケーションで確立したプロンプトは、他のロケーションでも応用が効くのでどんどん色々と試したくなってしまいました(笑)
ロケーション③:アラビア風の敵性都市
これも前回Imagen3での記事にもあったロケーションです。







敵国に囚われ、街中で処刑されそうになっているヒロインを救出にきたヒーロー達というシチュエーションになりますかね? 周囲で乱戦しているヒーロー達と敵兵を尻目に、その中心でただ一人動けずに囚われているだけの女戦士という状況に超絶萌えます。
これもお姫様ではなく本来は強いはずの女戦士がそのような状況に陥っているという事に、その時の女戦士の屈辱やもどかしさなどの心情を想像すると滅茶苦茶ソソります(><)




ここでも「敵ボス追加」のパターンを導入してみました。戦闘中なので「アラビアの将軍」というプロンプトで出力しています。しかし上記画像で特に指定した訳でもないので、ヒロインだけ屋内のような場所で敵将軍に弄ばれているような構図があり中々にソソったので、ここから更に派生させたくなってきました(笑)









ここでは「アラビア王」というプロンプトで、玉座シチュエーションに当てはめてみました。そしたら想像以上にソソる画像が沢山出来ました(笑) 権力はあっても単純な戦闘力はそれほど高くないだろう相手にも為すすべ無く囚えられている女戦士という構図が超絶萌えました。
そしてすぐ上の手を重ねている画像などを見れば分かるように、そんな非戦闘職の男性と比べても、ヒロインの手は小さく華奢であることが分かります。どんなに鍛えられた女戦士でも、男に比べたら華奢であり「所詮は女」感が非常に強く出ていてGoodです。
またビキニアーマーの女戦士に対して相手は王で当然豪華な服を着ており、この対極的な露出差のエロスは相当な物があります。無骨な敵や人外とはまた違った対比が素晴らしいですね。




山賊の砦でもヒロインが寝ているというパターンはいくつか作ってみましたが、これはその派生バージョンです。大勢の敵と激しく戦っている男達と無防備に意識を失って寝ているだけの女戦士という対比がソソるのは既に山賊砦で立証済みですが、ヒロインを豪華なベッドに寝かせる事でよりその対比を際立たせることが出来ます。
『仲間のヒーロー達が必死に戦っている中、ふかふかのベッドに寝かされて敵ボスに無防備な肢体を晒している女戦士』って構図、ギャップ萌えも相まって超絶ソソりませんか?(笑)
ロケーション④:巨大地下迷宮
お次はアンデッドの巣窟と化した巨大な地下迷宮のロケーションです。邪悪なアンデッドに囚われ、地下迷宮の最深部に幽閉されたヒロインを救出するために乗り込むヒーロー達という構図です。





因みにヒロインはプロンプトで「地下迷宮の最下層の最深部に囚われている」という感じに指定してあります(笑) 逆にヒーロー達は「地下迷宮の入口にいる」と指定してあり、これによってヒロインを救出するためにはまだ幾多の困難が待ち受けているというシチュエーションにする事が出来、超絶萌えまくります。





これも最下層最深部の独房に囚われているというシチュエーション。敢えて拘束させないことで、そこから脱出も出来ずにただ項垂れて助けを待つしかない女戦士の無力感をより強調できます。Nano bananaのクオリティの高さも相まって、どれをピックアップするか迷うような良画像が沢山生成出来ました(笑)





そして最後はお気に入りのシチュエーションになりつつある(笑)、『玉座で敵ボスの玩具』シチュエーションです。最もヒロピンらしい危機感や虜囚感を演出できる神構図です。今回はアンデッドのボスということで「リッチ」をイメージした造形にしました。骨だけの邪悪なアンデッドと、白い肉体を無防備に晒すヒロインという対比が堪らなくエロくソソります。
尚この地下迷宮ロケーションは実は前回の記事の後くらいから旧『Imagen3』でハマり始めたロケーションで沢山生成していたのですが、このサイトで取り上げる前に『Imagen3』が使えなくなり『Nano banana』へ移行したために日の目を見る機会を失いました。折角なので旧『Imagen3』で生成していた地下迷宮画像もいくつかピックアップして掲載しておきたいと思います。




まだこれらの画像を作ってる時点ではヒーロー役はインディ・ジョーンズ一人でした。当時はこれでも大満足していたんですが、上記『Nano banana』の同ロケーション画像と比べるとクオリティの差は一目瞭然ですね(汗 改めて本当に素晴らしい進化だと思います。
ロケーション⑤:血の池地獄
これも旧『Imagen3』時代に始めていたロケーションですが、同様に『Nano banana』へとロケーションごと移転(笑)しました。地下迷宮が血の池地獄になっている事とエネミーがアンデッドから悪魔になっている事以外は、シチュエーション自体は似通っています。ロケーションやエネミーの違いによる変化をお楽しみ下さい。




二分割画面も勿論いいんですが敢えて分割させないと、自分の周囲で男達が激しく敵と戦っているのをただもどかしく見ている事しか出来ない女戦士、というシチュエーションを存分に堪能できます。





十字架磔にするとヒロインの拘束度合いが増して、それに比例して女戦士の無力感も増すのでGoodなんですが、肩当てや脛当てなどのパーツが外れやすくなり、安定した画像を生成しにくくなるのが難点です(汗




これはImagen3の時から改善されていない大きな問題点なんですが、プロンプトで入力したからといって必ずしも反映される訳ではなく、プロンプトが無視されたり、AIの判断で勝手に改変されてしまう事が多々あります。
ここでは特に影響を受けやすいのがヒロインの衣装で、私はビキニアーマーといったら腕当て、脛当て、そして肩当てまできちんと着けていないと絶許なタイプだったりします(笑) プロンプトでは『メタルビキニ』は勿論、肩当て、腕当て、脛当てなど全てプロンプトできちんと指定(単語だけでなく文章でも)しているにも関わらず、中途半端に肩当てだけ付けていなかったり、脛当てを付けていなかったりするケースが非常に多くて頭を悩ませています。
特にヒロインを裸足にするプロンプトがある影響か、脛当てを着けていないケースが最も多く、ここに掲載しているのは基本的に『滅法上手く行った』画像であり、きちんと衣装を着けていない事でボツになった画像が大量に存在しています(汗
肩当てはまだマシなんですが、脛当てを着けていないと脚に何も着けていないかなりみっともない姿(個人的には)になってしまうため、このパーツを勝手に着脱問題は以前からかなり手を焼かされています。



なので実はヒロインがきちんと肩当てや脛当て、腕当て(腕当ても後ろ手拘束や十字架磔の画像で勝手に外れやすい)までフル装備で着けている画像はわりかし貴重だったりします(苦笑) このページでは基本的にそれらの比較的『貴重な画像』を掲載しているものとご理解ください。
本題に戻りまして、前述したようにこの血の池地獄も旧Imagen3で作っていたロケーションなため、やはり古い画像のストックがあります。折角なのでこちらも旧Imagen3で作られた画像をいくつかピックアップしてご紹介したいと思います。




やはり今見返すとヒロインもヒーローもちょっとクオリティが微妙ですね(苦笑) 『Nano banana』様々でございます(笑)
ロケーション⑥:仇敵の城(クライマックス)
前回の記事でもあった(主にヒロインの)宿敵とその配下の兵士たちが待ち構えるラスダンっぽい感じの城のロケーション。といってもシチュエーション自体は今までのロケーションの流用が主ではありますが。
舞台背景としては前回の記事と同じ感じで、『長らく追い求めてきた仇敵の居場所が分かって、慎重な作戦を提案する仲間達を尻目に単身で城に潜入する女戦士だが、罠に嵌って囚われてしまい、彼女を助けるためにヒーロー達は敵の本拠地への即時突入を余儀なくされる』といった感じでしょうか。
ラスダン(クライマックス)扱いなので、今までよりちょっと画像の量多めです。










まずは他のロケーションでもあった汎用囚われシチュエーションを作ってみました。たまにAIの暴走が発生してしまうのが玉に瑕ですが、安定して高クオリティのヒロピン萌え画像を作れるのは素晴らしいですね。表情や動作など細かい部分を変える事で色んなシチュエーションを作れるのが強みです。
以下からは敵ボスを登場させています。








黒騎士は基本的に全身真っ黒いフルプレートアーマー姿なので、ビキニアーマーでかつ裸足のヒロインとは露出差のエロスが物凄いことになっていて、もうこれだけで超絶エッチいです(笑)
そこにストーリー的な要素として『卑劣な罠で捕らえられて、長年追ってきた仇敵と戦うことも許されずに、逆に人質玩具扱いという屈辱的なシチュエーション』というのを加味すると、もう言う事無しというくらいの超絶ヒロピン萌えシチュエーションの出来上がりです(><)













何なら更に背景を付け足して、『ヒロインはこの仇敵の軍団に滅ぼされた亡国の王女で、復讐を果たすために剣術を鍛えて女戦士となり、旅をしながら仇敵を探し求め(ヒーロー達とはこの旅の途上で出会った)、旅路の果てに遂にその所在を突き止めた彼女は……』という感じにするとどうでしょう。
これならヒロインが勇み足をしてしまった事にも理由が付きますし、何よりそれだけ長年追ってきた不倶戴天の仇敵を前にして無様に罠で囚われの身になって、逆に憎き仇敵に生殺与奪を握られ、(そのために鍛えてきたのに)自身で直接戦う事も許されずにヒーロー達に全てを委ねるしかないという途轍もない超絶ヒロピンシチュエーションとなり、もうこの時のヒロインの屈辱やもどかしさ、煩悶といった心境を想像するだけでご飯何杯も行けちゃいます(笑)
もうね、私の理想とするダムゼル・イン・ディストレスの全てが詰まっているといっても過言ではありません(前回の記事でも同じようなこと書いてますが、今回は更にそれを昇華した究極のダムゼル・イン・ディストレスです笑)。
もう色んなものが溢れ出して堪りませんので、この設定で小説書く事に決めました(前回はまだ漠然とした妄想段階でしたが、もう今回で心を決めました笑)。















ヒロイックファンタジー風という事で、仇敵を魔術師に替えてみるのもアリかと思い立ちました。「悪の魔術師」みたいのは欧米のヒロイックファンタジーでは定番ですので。
色々生成してみた所、黒騎士では出来ない『魔術で拘束』などのシチュエーションも様になり、かなりいい感じになりました。上述のヒロピンバックストーリーで仇敵がこの魔術師というパターンに当てはめてみても非常にしっくり来ますし、何ならこっちに変更しても良いかも?(笑)







ちょっとAI処理の限界に挑戦する感じですが、どうせなら仇敵も組ませてみようという事で黒騎士と魔術師を同時に出してみました。AIの気紛れに依る部分がちょっと大きくなってきますが、上手くハマればかなり良質なヒロピン画像が生成できる事もあります。ただやはりかなり不安定な印象で、敵ボスは単体の方が任意のシチュエーションを出しやすく安定している感じはありますね(汗
もうちょっと安定するなら、先の山賊の首領やアラビアの将軍なども出して敵ボスを複数にしてみるも面白そうなんですけどね。
ロケーション⑦:その他のロケーション
最後におまけとして、単独の章にまとめるには微妙だったロケーションをいくつか掲載しておきます。いずれも前回の記事でも取り上げていたロケーションで、色々再現しようと試みましたがあまり上手く行かなかったケースが多いです(汗 以下は大量のボツ画像から厳選した『比較的よく出来ていた』画像群です。




火竜の生贄シチュエーションではキャラの遠近感が狂ってしまいがちで、ヒロインが巨人になってしまうパターン(笑)がかなり多くて苦心しました。上記の画像群は数少ない成功例だったりします(汗






海魔の生贄シチュエーションです。これもかなり遠近感の狂いやヒロインのパーツ外しに悩まされたのと、どんなにプロンプトで指定してもキャラクターが安定して船の上にいてくれず(笑)、大量のボツ画像を量産しました。






Imagen3ではかなり沢山生成した洞窟蜘蛛のシチュエーションですが、Nano bananaでは意外に苦戦しました。
ヒロインのパーツ外しは勿論、逆に勝手に靴(サンダルと指定してるのに)を履き始めたりするAIの暴走が目立ちました。また地面に手足を投げ出して仰向けに倒れているという構図では、腕が変な方向に曲がってたり手が捻れて逆向きになったり溶けたように崩れたりといった奇形化も意外と頻繁に起きて、やはり大量のボツ画像を生み出してしまいました(奇形防止に関してはNano bananaよりもImagen4の方が安定している印象です)。
終わりに
如何でしたでしょうか? 前回のImagen3でも技術の進歩に驚きましたが、今回はそのImagen3が稚拙に思えるくらいのクオリティの画像が無料でいくらでも生成できるNano bananaというお化けツールの登場。最終的にいったいどこまで行くのか楽しみな反面、ちょっと怖くなるくらいです(汗
しかしこうやって実際に自分の妄想を高クオリティで具現化出来るツールが登場し、しかもそれがどんどん進歩しているという現実は、私のようなニッチな嗜好の日陰者にとっては素直にありがたく喜ばしいことですね(笑)
なお今回は冒頭で触り程度に留めた『Imagen4』ですが、Nano bananaとはまた違った方向に進化した素晴らしいツールではあり、こちらは主に実写、映画風画像の生成に活用しています。2回連続でAIツール関連の記事で恐縮ではありますが、次回はこの『Imagen4』のご紹介記事になる予定です。予めご了承下さい。



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