2025年初回の今月は、2つの作品を取り上げる構成となります。まずは嬉しいことにリクエストを頂きました【鴉天狗カブト】の23話『宿敵!!朱雀対夜叉姫』になりますが、アニメ単話のみで一つの記事にするにはややボリューム不足のため、後半では同じ寺沢武一作品で有名漫画原作の『スペースコブラ』に登場する露出ヒロイン、ドミニクも取り上げています。
『鴉天狗カブト』のヒロイン朱雀に関しては、このサイトの記念すべき第一弾記事
にて取り上げさせて頂き、それ以降も主な見所シーンを取り上げた記事を二つほどUPしています。
本来これにて鴉天狗カブトや朱雀のご紹介は完了していたのですが、何とこの度リクエストを頂きまして、今回まさかの再登場となりました。
そんな訳で今回ご紹介するのは、第23話『宿敵!!朱雀対夜叉姫』のシーンです(因みにこの作品、本来第2クールに当たる14話~26話が丸々アニメオリジナルストーリーとなっており、何故かこの部分は映像ソフト化されていません。上記23話という話数はこの幻の第2クールを抜いた話数になります)。
なお作品の背景やストーリー、アニメ版ディテールなどは全て下記ページに掲載されているのでご参照下さい。
鴉天狗カブト23話『宿敵!!朱雀対夜叉姫』
呪龍再び












物語も終盤。道鬼に呪いをかけられた朱雀は戦力外通告(笑)を受けて、1人だけ療養を余儀なくされていたが、その間にも呪いは容赦なく進行していき、遂に再び顕現して朱雀自身を取り込んでしまう。
白虎の持つ女紋獣の力で呪龍を斬れるが、朱雀も斬ってしまう事を恐れて踏み込めない白虎。だが朱雀自身の涙を見て決心を固めた白虎は遂に呪龍を斬る。果たして朱雀は解放されたが意識を失って倒れてしまう。







夢の中でも呪龍に襲われる朱雀。ここは何か狙ったようにエッチい構図の朱雀が見れます(笑)
夜叉姫襲来












カブト達を抹殺する為に夜叉姫が配下の忍者たちを引き連れて襲撃を掛けてくる。ここではいきなりパワーアップ?した朱雀が、仲間を守りつつ夜叉姫と互角に渡り合う活躍を見せる。まあ呪龍から解放されて本来の力を取り戻したという事なのでしょうが、朱雀って元から白狼斎とかに為す術もなく囚われるような奴だったはずなんですが(笑)

























道鬼の居城に向かうための次元の裂け目はすぐに閉じてしまう為、いつまでも夜叉姫の相手をしているわけには行かない。朱雀は夜叉姫の相手を受け持って、カブト達を先に行かせる為に単身で残る選択をする。
敵の鎖が朱雀の手足や首に巻き付いて拘束するシーンが結構エッチいです。
最後の対決


























カブト達を道鬼の元に行かせ1人残った朱雀は、夜叉姫と決着をつける事になる。互角の戦いを繰り広げる両者だが、水中で夜叉姫の攻撃をまともに食らってしまい死に瀕する朱雀。しかし死の間際朱雀の化身に変身して夜叉姫と刺し違える事に成功する。ここで朱雀は死んだかに思われたが……?
この作品における朱雀の出番はここで完全に終わりなので、ダイジェストもここまでとします。夜叉姫との対決で鎖拘束などの良シーンはありましたが、序盤にも呪龍に絡まれて悶える姿を披露するなど、意外と見所シーンがあって得した気分でした(笑)
『スペースコブラ』の露出ヒロイン、ドミニク
少し尺が余ったのでついでに、簡単にですが同じ寺沢武一氏原作のアニメ『スペースコブラ』の露出ヒロイン、ドミニクのご紹介をしていきたいと思います。
ドミニクとの邂逅





ジェーン、キャシーに続いて、財宝(最終兵器)の地図が記されたイレズミを持つ3人目の姉妹を探してルールジュ星にやってきたコブラ達は、目当ての人物が女だけの盗賊団『スノウ・ゴリラ』に所属している事を突き止め、海賊ギルドの連絡員に為りすます事で『スノウ・ゴリラ』との接触に成功する。







『スノウ・ゴリラ』の基地で案内役となった女性はジェーン達に瓜二つであった。彼女こそがロイヤル三姉妹の末妹ドミニクであった。格闘訓練を利用してドミニクの背中のイレズミを撮影する事に成功したコブラ。
原作でも女性キャラの露出が多い本作においても圧倒的な露出度を誇る(笑)ヒロイン、ドミニクの登場です。この格闘訓練時のビキニユニフォーム姿はこの時だけでなく、基本的にこの後のエピソードでもトレードマーク化してずっとこのままなので、結果的に最高にエッチい露出ヒロインとなっています。











しかしそこに首領のサンドラが登場。ドミニクが銀河パトロールの潜入捜査官であった事がバレてしまう(コブラがなりすましたギルドの連絡員が持っていた指令書で露見)。同じく潜入していた二人の捜査官が見せしめに処刑され、次はドミニクに迫るピラゲーター達。包囲されて逃げ場はなく絶体絶命のドミニク。そこにコブラが反射的に彼女を助ける。
脱出行















コブラに助けられて基地から脱出するドミニク。この時ジェット機能のスケートのような物で猛吹雪の中を逃げるシーンがしばらく続くのですが、このビキニ姿で長時間吹雪の中を動き回るのは絶対無理あるやろと(笑)
砂の惑星ザドス

























三姉妹の地図を解読し、最終兵器が眠る砂の惑星ザドスに到達するコブラ達。ドミニクは当然ビキニユニフォームのままだ。しかしここで原作と大きく異なる改変がなされており、原作ではザドスに着いた直後ソード人達に襲われるエピソードが間に挟まれるのだが、アニメ版ではその部分がばっさりカットされてしまっているのだ。
ソード人に襲われたドミニクのケツドアップ(笑)シーンや、その後コブラに助けられるシーンなどをアニメ版で見たかったのに……。
ただサンドラを追ってピラミッドに潜入するコブラについて行こうとしてレディに止められるという美味しいシーンは健在で、コブラが戻ってくるのを大人しく待っているしかないドミニクの心情を想像すると非常に萌えます。
最終兵器の脅威







ドミニクがただ外で待っている間にも遺跡の様々なトラップや、モンスター、サンドラとの戦いなどをくぐり抜けて、宝物庫まで到達するコブラ。しかし最終兵器の外観を知らなかった為に、遅れてきたサンドラに奪われてしまう。
ここまでは原作とほぼ同じ流れなのですが、何故かサンドラ自身も巨大化して襲ってくるという謎の改悪が為されており、その影響で原作にあったこの後のドミニクの良シーンが削られてしまっています。










サンドラに襲われたコブラを心配したドミニクが飛び出していってしまう。ここも原作だとピラミッドに入ってすぐにサンドラと遭遇し気絶させられるシーンがあるのですが、上記の改悪によってただコブラと合流するだけになってしまいます。ソード人の所もそうですがアニオリは大抵ろくな事にならないので、余計な改変入れず原作に忠実に作って欲しい。










最後辺りの展開は原作と大差なく、最終兵器を砂に埋れさせて終了となります。ドミニク初登場のエピソードで、彼女のビキニユニフォーム姿を存分に堪能できるのは良いんですが、上記のいくつかの改悪によって見所が減って、やや消化不良な出来となっているのが残念です。それらの理由からこちらも一つの記事として扱うにはやや不足のため、『鴉天狗カブト』の朱雀のご紹介と合作とさせて頂きました。
終わりに
如何でしたでしょうか? 寺沢武一氏はポリコレなどガン無視でセクシーな女性キャラを惜しげもなく登場させ、また朱雀やドミニクに代表されるように比較的ヒロピン展開も多い事から好きな漫画家の1人だったのですが、残念ながら一昨年に鬼籍に入られてしまいました。
コブラはより作画が綺麗になった新シリーズのアニメもあるため、折を見てそちらも取り上げさせて頂ければと思います。欲を言えばこの『スペースコブラ』も原作に忠実にリメイクしてくれないでしょうか(苦笑)
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