こんにちは、ビジョンXYZです。今年も残す所あと僅かとなりました。皆様、如何お過ごしでしょうか?
さて今回ご紹介するのは、元は横山光輝の漫画が原作で、古くは実写ドラマ化もされていた『仮面の忍者 赤影』の1987年に放送されたアニメ版となります。このアニメ版に出てくるヒロインの山吹が中々セクシーな衣装であったため、今回取り上げさせて頂きました。またシリーズ後半に出てくる繭姫も露出高い衣装で見所のあるシーンが存在するため、オマケで取り上げています。
ストーリーは基本的には飛騨の里の影一族の忍者である赤影や青影、白影らと、邪教である金目教を率いる幻妖斎との戦いが主軸になっていますが、漫画版、ドラマ版、アニメ版と登場キャラやストーリー展開に差異があるため、共通のあらすじは存在しません。一応下記にウィキペディアの該当ページのリンクを貼っておきますので、そこで各作品のストーリーやキャラ設定などを確認できます。アニメ版の説明はかなり下の方に記述されています。
作品のディテールも上記ウィキペディアのページをご参照下さい。
山吹登場
シリーズ前半のヒロインである山吹は、第二話の『怪奇! ガマ法師』より登場します。この時点では父親の一剣と共に、幻妖斎配下の忍者の一人です。
父親の一剣はとある任務で蝦蟇法師と組む事になり赤影と戦うが、その任務の最中に蝦蟇法師によって捨て駒にされて命を落とす。蝦蟇法師は赤影によって一剣が殺されたと報告し、それを聞いた山吹は赤影を憎み復讐心を燃やすようになる。
この山吹の衣装が、昔ながらのシンプルセクシー衣装という感じで非常にGoodです。個人的には近年の作品のくノ一キャラなどのようになまじ半ケツで下品な衣装や、網タイツ、スパッツなど余計な物がゴテゴテ付随している衣装より、この山吹のようなシンプルに露出度高い衣装の方がよほど健全でセクシーに感じられます。
『父の仇』
第四話『守れ! 霧の南蛮船』にて、赤影に復讐心を燃やし工作任務に志願する山吹。その復讐心を幻妖斎に利用されている事に気づかない山吹を危惧する霞丸。因みに霞丸は正確には幻妖斎の配下ではなく、あくまで打倒信長のために協力している食客扱いである。
二人が向き合っているシーン、身なりの良い直垂姿の霞丸と露出度の高い粗末な衣装の山吹との対比が妙にエッチく感じます。
南蛮船に攻撃を仕掛ける金目教。この時忍者集団の先頭にいる山吹が、一人だけ女で一人だけ露出度高い粗末な衣装なのが非常にエッチくてGoodです。
そして乱戦の中で遂に『父の仇』である赤影と直接まみえた山吹は、激情のまま赤影に斬りかかるが寸での所で霞丸が乱入して庇われる。山吹では赤影に敵わず返り討ちに遭う事を懸念しての行動のようです。
山吹の代わりに赤影と激しく斬り結ぶ霞丸。彼に庇われた山吹は父の仇である赤影と戦う事も出来ずに、もどかしげに見ているしかないという構図が非常にソソります。この辺の山吹の様子や心情をもう少し描写してくれると尚良かったですね。
山吹が再び赤影に攻撃を仕掛けようとするが、やはり再び霞丸に制止される。「お前に奴は斬れん」的な事を言われて庇われて、結局(仇なのに)赤影と戦う事を許されなかった山吹。おそらく相当もどかしい思いをしているだろう彼女の心情を想像すると、この辺りの流れは非常に良かったですね。
幻妖斎の罠
第五話『危機一髪! 忍法花ふぶき』で、敵の本拠地に乗り込む赤影の前に再び山吹が現れる。だが今度は邪鬼の乱入によってやはり決着をつける事は出来ずに終わる。
幻妖斎の命令で赤影を罠にはめる山吹だが、捨て駒として赤影もろとも爆殺されそうになる。『仇』であるはずの赤影によって庇われて難を逃れた山吹はようやく真相に気づき、幻妖斎を見限って抜け忍となる。
抜け忍 山吹
抜け忍となった山吹は成り行きから赤影達と共闘関係になり、金目教との戦いに協力していくようになる。だがあまり目立ったピンチシーンなども少なくその辺は残念。第九話で青影が敵に捕らわれて人質にされるシーンがあり、あれが山吹だったら間違いなく神シーンになっていたんですが、残念ながら助ける方の役割で登場します。いや、青影と役割替われよ!(怒)
その後金目教によって堺の街が危機に陥り、赤影達は先手を打って幻妖斎の居城に奇襲を仕掛けようとする。その為の道案内として山吹を3人がかりで説得するのですが、この時の構図が結構ヤバい(笑) しかも最終的に幻妖斎によって山吹は死んでしまうので、実質赤影達が殺したようなものです。この山吹離脱で視聴のモチベーションがかなり下がってしまったんですよねぇ。返す返すも残念。
新ヒロイン、繭姫
第十五話より新章に入り、新たなヒロインである繭姫が登場します。姫という立場からはギャップのある露出度の高い衣装が中々Goodな感じではあります。ただ山吹と比べて『戦うヒロイン』感はやや薄めでそこは残念。
その後平家の巻物を狙った敵の襲撃を受け、繭姫も武器を取って戦うシーンがありますが、辛うじて雑魚を倒せるというレベルで山吹と比べると今ひとつです。しかし衣装は中々なのと、この次の話で非常に良いシチュエーションがあったので繭姫もここで取り上げています。
十字磔の繭姫
第十六話『闇におどるガイコツの罠!』にて、敵の策に嵌って捕まる繭姫。牢に入れられているシーンがありますが、全身を映す描写がなく今ひとつ。しかし……
平家の巻物を狙った敵によって人質にされて、十字架に磔にされている繭姫。ここはシチュエーションも相まって非常に素晴らしいシーンとなっています。
人質交換の場に駆けつけた青影。磔にされた繭姫が、普段は反目しあっている青影の姿を見て喜色を浮かべるシーンはヒロインぽくて良いですね。磔の繭姫の姿がアップで映し出されるシーンも有り、非常にエッチいです。
巻物を渡す青影だが、敵がそれで繭姫を解放するはずもなく、骸骨を召喚して青影を襲わせます。一人ガイコツの群れと戦う青影。しかも骸骨は一旦倒してもすぐに元通りに復活してしまう難敵。自分を助けるために骸骨と戦う青影の姿を、磔で見ている事しか出来ない繭姫を想像すると非常にソソりますね。そういうシーンを実際にも挿入してくれると、もっと神シチェーションになっていたのですが(泣)
この後は赤影が参入して繭姫を助けてしまうので、ダイジェストはここまでとします。
終わりに
如何でしたでしょうか? 80年代の作品だけあってシンプルな露出度高いセクシー衣装のヒロインや、ヒロインが敵に捕らわれて人質にされるベタな展開などを見る事ができます。いつも言ってますがポリコレの進んだ現在ではおそらくこういうキャラや展開はもう作れないと思いますので、その意味もあってこれからもこういう古い掘り出し物を発掘していきたいですね。
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