前回予告していたように、今回は先月ご紹介させて頂いたコエテクの死にゲー『ウォーロン』前半編の続きとなります。手前味噌ですが自身が作成したセクシー装備の主人公にフォーカスしつつ、『ウォーロン』後半のカットシーンを掲載していきます。前回の記事(前半編)は以下のリンクより。
作品のディテールは以下のページをご参照下さい。
Wo Long: Fallen Dynasty – Wikipedia
また自身で作成した、ムービーシーンのみを抽出した動画を貼っておきます。他にも様々なキャラクリゲーの動画を投稿してますので、宜しければ私のYouTubeチャンネルも是非覗きに来て下さい。
(72) ビジョンXYZ キャラクリGAMES – YouTube
今回は本編のラストまでご紹介している関係で、前回よりも更に大ボリュームとなっております(汗 宜しければ是非下の目次をご活用下さい。
第四節 豺狼の巻
寒華舞う巨門







前回董卓が張譲より丹薬を奪って後、丹薬の力で急速に勢力を拡大する董卓を危険視して、曹躁や袁紹が、孫堅や劉備、公孫瓚など諸侯を結集して洛陽に攻め寄せる。いわゆる史実の『反董卓連合軍』をモチーフにしたステージ。最大の激戦となる虎牢関の戦いに主人公も参戦する。



丹薬の力を扱う董卓軍には妖魔も多数加わっており、それらの敵を蹴散らしつつ、中ボスの華雄も倒して、いち早く虎牢関の門を抜ける主人公。だがそこにステージボスの呂布が立ち塞がる。赤兎馬と共に人馬一体で攻めてくる強ボスで、中盤の山場です。







呂布との戦いは決着が付かないまま中断する。洛陽から丹薬を運び出すまでの時間稼ぎという目的を達した呂布は速やかに撤退し、袁紹は勝戦の勢いを駆ってそのまま洛陽へと進軍する。
因みに前回の記事でも書きましたが、このゲームも仁王2と同じでセクシーな装備が少なく、主人公のコーディネートにはかなり苦労しました。いくつかの種類の装備を組み合わせて何とか出来上がったのがこの衣装で、それに合わせて主人公も仙術が得意な女仙をイメージした外見にメイクし直しています。
灰の降る都



史実(演義?)でも連合軍に押されて洛陽から逃げ出した董卓は、腹いせに都に火を放ってから撤収しますが、ここではそれにプラスして妖魔も放たれて民を無差別に襲っていた。
都が壊滅して意気消沈する袁紹を余所に、曹操は董卓を追うために都を離れ、孫堅もまた自身の用事を優先して離脱する。ここに連合軍は瓦解し、主人公は残った劉備と共に、洛陽の民を救出すべく火の都に降り立つ。







劉備と共に妖魔を討伐しながら都を駆け抜けた主人公は、中央の宮城で例の黒衣の道士に遭遇する。道士は超巨大な妖魔、饕餮(とうてつ)を作り出して主人公に差し向けてくる。『仁王2』におけるダイダラボッチや長壁姫に相当する特殊なボス戦で、賛否が分かれているようです(というか大抵のユーザーからは概ね不評w)。
少し画面が暗いですが、主人公のセクシーショット(!)を何度か拝めるシーンもあります(笑)









饕餮を倒した主人公は、甄氏から結義を受ける。しかし董卓にしてやられ連合軍も瓦解してしまった袁紹が不穏な様子を見せ始める。そこに左慈がやってきて主人公に襄陽城を調査して欲しいと依頼してくる。左慈と紅晶はそのまま董卓の丹薬を追う事になり、主人公とは別行動という形となる。
前回も書きましたが、このゲームのカットシーンではキャラメイクで設定したゲーム画面での身長は反映されないため、紅晶や甄氏と並ぶと主人公のデカさが気になります(汗 キャラの目線とかの関係で仕方ないんでしょうけど、キャラクリゲーでこういう男主人公前提の仕様は萎えますね。
吼える波濤






左慈の依頼で襄陽城にやってきた主人公。そこでは孫堅の息子である孫策と孫権がおり、何故か単身で襄陽城に乗り込んでいった孫堅の行動を訝しんで後を追おうとしている所だった。孫策とは虎牢関で面識があり、主人公も彼等に同行する事になる。
このゲームは同じコエテクの『無双シリーズ』の影響で魏呉蜀にそれぞれイメージカラーが設定されており、無双と同じく呉(孫堅軍)は赤となっています。主人公の衣装も赤が中心なので、一緒にいて一番違和感がない勢力となっています(笑)





孫策兄弟と共に襄陽城に向かった主人公は、そこで黒衣の道士の策略で妖魔と化した孫堅と対峙する事になる。因みに大喬はここにしか登場せず、折角専用のモデリングまでされてるのに勿体ないなぁと思いました(笑)







妖魔化した孫堅を倒すが、黒衣の道士には逃げられてしまう。孫堅は結義の力で人に戻り、孫策に後事を託して力尽きる。父の死を悼む孫策たちを残して静かにその場を後にした主人公だが、そこに再び左慈が現れて、紅晶が独断専行で董卓のもとに潜入したことを告げられ、今度は紅晶を救うために長安に向かう事に。
深紅の凶宴




単身で董卓のもとに潜入した紅晶は、貂蝉と名乗って見事な踊りで董卓の興味を惹く。言わずと知れた三国志演義の華とも言える”連環の計”が元ネタになっています。ただしここでの貂蝉(紅晶)の目的は董卓ではなく……




紅晶を救うべく董卓の居城に潜入した主人公は、道中の兵士や妖魔を倒しながら董卓のもとまで到達する。宴に水を差されて怒った董卓は、自ら槍を取って主人公を迎え撃つ。
ボス戦ですが、丹薬を所持していて部下にも妖魔が多数いるのに、張角や張譲とは異なり何故か自身は追い詰められても妖魔化する事がなかった董卓。恐らくこの後の展開の為と思われますが。












主人公に追い詰められた董卓は貂蝉(紅晶)を人質に取るが、側にいた呂布に裏切られて斬られる。この辺りは史実や演義の展開へのオマージュですね。呂布は二人を追い出すと、自らは丹薬を奪い去って姿を消す。紅晶は呂布と兄妹であった事を明かし、呂布の行動には必ず何か理由があるはずだと確信して、兄の真意を確かめるべく決意する。
呂布が天柱衆の出身で、しかも紅晶と兄妹であったというトンデモ展開(笑)
第五節 乾坤の巻
水都に潜む暗流








丹薬を奪って独立した呂布軍は、曹操領の濮陽城を占領する。曹操は濮陽を奪還すべく軍を進め呂布軍と戦闘になる。主人公も曹操軍の一員として参戦。ここのムービーでは戦場で激しく戦う主人公の姿が見られるのですが、この衣装だとかなり際どいシーンになります(笑) 男達に混じって一人だけ生脚晒して戦う主人公の姿に萌えます。








先行した夏侯惇を追って、夏侯淵と共に濮陽城を進む主人公。しかし夏侯惇は袁紹の罠によって妖魔と化してしまう。妖魔夏侯惇とボス戦に。











妖魔夏侯惇を制すると、駆けつけた曹躁の協力もあって夏侯惇を人間に戻す事に成功する。しかしそこに今度は小沛に呂布軍が現れたとの報が入る。
ここでは主人公の全身立ち姿をじっくり鑑賞できるシーンがあります。他の武将に比べて一人だけ高露出な主人公の姿に萌えます。
義侠の血脈




曹躁と共に小沛に駆けつけた主人公は、張飛が呂布に敗れて小沛を奪われた事を知る。主人公は劉備たちに協力して小沛奪還を目指す事に。
因みに三国志演義では劉備の客分として遇されていた呂布が、小沛の守備を任されていた張飛が酒に酔った隙を付いて小沛を奪い取ってしまうという、武勇だけではない呂布の小狡さが表れたエピソードでしたが、このゲームの呂布は当然(笑)そんな事はしていないと思われるので、酒に酔った張飛がどのようにして小沛を奪われたのか詳細は不明です。




劉備張飛と共に小沛を進んだ主人公は、小沛の守将となっていた張遼と対峙する。三国志演義では下邳で呂布と共に捕らえられる張遼ですが、このゲームでは何故か小沛にいます。
ボス戦ですが、はっきり言ってこの張遼は作中でも屈指の強ボスで、属性効果などを考慮した装備を整えた上で完璧な化勁を決められるようにならないと、延々と落命回数を重ねる事になります。













激戦の末に(笑)張遼を倒すと、戦いの中でその志を感じ取った主人公は張遼を味方兵士達から庇う。そんな彼等の姿に曹躁は興味を抱いて、張遼を幕下に誘う。そして忠義の士っぽかったのに、あっさり鞍替えする張遼(笑)
ここでも少し画面は暗いですが、主人公の艶姿を比較的じっくり鑑賞できます。
不屈牙城



呂布軍を下邳に追い詰めた曹操軍は水攻めを仕掛ける。主人公と紅晶はその混乱に乗じて呂布の元に向かうべく、水没した下邳へと潜入する。






紅晶と共に呂布の元に到達した主人公は、黒衣の道士(于吉)と争う呂布の姿を目撃する。呂布の目的は于吉を誘き出して討伐する事であった。だが皮肉にも紅晶たちが来た事で于吉を取り逃がしてしまい、反撃で妖魔化させられる呂布。












ボス戦である妖魔呂布に勝利すると、結義によって人間に戻す事に成功する。呂布は真意を明かしつつ、妹である紅晶を主人公に託して力尽きる。しかしそこに悲しみに浸る間もなく袁紹の兵が強襲してくる。混乱で劉備たちも行方不明となり、曹操も多くの拠点を奪われてしまう。そして舞台は袁紹との決戦へ。
第六節 邪望の巻
霧塞の魔窟






曹躁と袁紹の緒戦といえる白馬・延津の戦い。三国志演義では関羽が曹躁の客将として活躍した戦としても有名です。ここでは主人公も関羽に協力して袁紹軍と戦う事に。










袁紹の兵や妖魔を倒しながら白馬の奥まで進んだ主人公と関羽は、そこで妖魔化した顔良と文醜両将との戦闘になる。二体同時ボスで一体が敏捷タイプでもう一体が鈍重タイプという、初出のダークソウル以来最近の死にゲーではお約束の所謂『オンスモ戦』です。
袁紹軍随一の猛将として名高い顔良と文醜ですが、華雄と並んで三国志演義における関羽の三大噛ませ犬としての方が有名という可哀想な人達でもあります(苦笑)









演義と同じく顔良文醜を破った関羽。そこに曹躁がやってきて、延津の砦に劉備がいる可能性を示唆する。曹躁は旅立つ関羽に赤兎馬を与え快く送り出す。このゲームの曹操は非の打ち所がない人格者(!)として描かれているので、当然関羽が五つもの関所を突破して千里行する羽目になる事態など発生しません(笑)







延津の砦に向かう主人公と関羽だが、道中で張飛と再会する。だが彼は関羽が曹躁に降ったと勘違いして斬り掛かってくる。この下りは三国志演義の描写がモチーフになっており、関羽張飛の豪傑義兄弟が唯一矛を交えたエピソードとして有名です。
ここでは主人公の仲裁によって事なきを得、張飛も同行する事になる。




義兄弟と共に延津を抜けた主人公だが、袁紹によって劉備が妖魔化させられてしまう。演義では劉備を客分として迎え入れていた袁紹ですが、このゲームでは袁紹は悪役なので大分扱いが異なるようです(笑)
ボス戦ですがこの妖魔劉備はかなりの強敵で、やはり属性対策や化勁技術が疎かだと死にまくる羽目になります。










妖魔劉備を倒すと、やはり結義の力で人に戻す事に成功する。再会を喜び合う義兄弟たち。倒した後に玉の力で人に戻したのは孫堅や呂布も同じはずなんですが、彼等は死んで劉備や夏侯惇は何事もなく生きている違いは何でしょう(笑)
それはともかく袁紹が官途に妖魔の軍を集結させている事を聞いた主人公は、この戦を終わらせるべく官渡に向かう事になる。
脈打つ妖城






歴史上でも曹操軍と袁紹軍が雌雄を決した官渡の戦い。ここでは妖魔の力を扱う袁紹軍に苦戦する曹操軍に主人公が加勢する。実質的な本編最終ステージです。
また于吉と言えば三国志演義では孫策早逝の原因となった存在。このゲームでも孫策は于吉に殺害される事となります。










官渡の戦場を駆け抜けた主人公は袁紹の元まで到達する。追い詰められた袁紹は丹薬の力で妖魔と化して主人公に襲いかかってくる。中ボスという事もあるのですが、はっきり言って見た目ほど強くないです(笑)
それよりもムービーシーンでの主人公の一瞬のサービスショットの方が重要です(笑) 相変わらず動きが激しいので、静止画でないとじっくり鑑賞できませんが。









妖魔袁紹を倒すと、結義で玄武の力を授かる。袁紹は親友だった曹躁に看取られて息を引き取る。だが戦場を覆う妖気は晴れておらず、主人公は紅晶と共に最後の決戦に向かう。









更に先に進むと遂に主人公の前に于吉が姿を現す。今まで裏で暗躍してきた黒幕との直接対決となる。が、体力が低いので『仁王2』の果心居士に比べると意外と楽に倒せたりします(笑) しかし当然これで終わりではなく……





追い詰められた于吉はこれまでの幾多の戦乱の邪気を吸収した邪龍と合体し、『邪龍と合一せしもの』(そのまんまw)となって最終決戦を挑んでくる。
こいつは確かにラスボスだけあって強いんですが、それでも苦戦度では張遼や劉備の方が上だった気がします(笑) ただ前の于吉と連戦になるので、そういう意味では厄介でしたが。







ラスボス戦を制すると、主人公は全ての神獣の力を束ねて邪龍を滅ぼす。すると邪龍は目覆いの少年の姿に戻る。これで一件落着かと思われたが……
第七節 乗雲の巻
星芒の彼方から






少年を連れて彼の故郷である廃村に戻る主人公。しかし寝かせていたはずの少年がいつの間にかいなくなっており、主人公は彼を探しに出る。少し画面が暗いですが、主人公の生脚を鑑賞できるシーンあり。








かつて張梁と戦った広場に行くと少年が佇んでいて何かを呟いている。訝しんだ主人公が近づくと少年は邪悪な様相になる襲いかかってくる。彼の中には死んだはずの于吉の精神が潜んでいたのだ。
真のラスボス戦で、于吉をそのままパワーアップさせたような感じのボスになっています。またムービーで主人公の全身をじっくり鑑賞できるシーンあり。







目覆いの少年を倒すと、彼の肉体から于吉を引き剥がす事に成功する。少年と結義した主人公は応龍の力で、今度こそ于吉を滅ぼす。




于吉は滅び丹薬も回収され、一時的に平和が戻る大陸。各陣営にDLCや続編の布石となるような描写が挿入される。






再び旅立つ主人公達に別れを告げる目覆いの少年(青年)。彼はその目で自分の未来を正確に予見する。その手には三国志ファンであればすぐに気づく、ある有名軍師のトレードマークとも言える羽扇が……
終わりに
これにて『ウォーロン』本編は終了(クリア)となります。中盤から後半部分を一気にご紹介した為に、前回にも増して大ボリュームの記事となってしまいました(恐らくここまで閲覧して頂ける方は殆どいらっしゃらないでしょうが笑) 『仁王2』に比べると主人公のセクシー衣装をじっくり堪能できるシーンが少なく、個人的にはやや消化不良だったかなという気がします(汗
次回はDLC編で、それでラストとなります。
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