今回はまたアニメ作品からのご紹介になります。古くは1973年にテレビ放送された『新造人間キャシャーン』というアニメの、20年後にリメイクされたOVA『キャシャーン』において、ヒロイン上月ルナの十字磔シーンがありましたので今回取り上げさせて頂きました。
OVA版は原作とは若干ストーリーやキャラ設定が異なっているため、一応以下に簡単なあらすじを引用しておきます。
ブライキング・ボス率いるアンドロ軍団はついに世界征服を果たし、人間は奴隷としてロボット工場などで強制労働を強いられていた。しかし人々の間には一つの伝説があった。それは、ロボットと戦う人間の姿をした「キャシャーン」という名の救世主が、いつか人類を解放してくれる、というものだった。ある日アンドロ軍団の最大のロボット工場に少女・上月ルナが潜入し、捕虜たちの脱走を企てるが失敗。しかしルナが処刑される寸前、ついにその伝説の救世主が現れた。
新造人間キャシャーン – Wikipedia
作品のディテールなども上記の引用元をご参照下さい。
OVA版は4話に分かれており、今回ご紹介するのは第1話の『神話からの帰還 RETURN FROM THE MYTH』になります。
アバン 終末の世界
冒頭では人間がロボットに支配された終末の世界が描写される。ロボットの元から脱走しようとして捕まったアフロ(名前不明w)は、何故か殺されずに他の奴隷たちに保護される。そこに伝説の「キャシャーン」を探すための調査に出ていたヒロインの上月ルナが戻る。この時点では色気も全く無い地味な格好をしているが……?
ヒロイン、上月ルナ
奴隷たちに調査結果を説明するルナ。この時ものすごく露出度の高いナイスな衣装に変わっています。生脚や胸元丸出しのセクシー衣装で、女一人で大勢の男達に取り囲まれるルナ。構図だけ見るとかなりヤバいです(笑)
ロボットの施設に対する大規模な作戦があるらしく、その調査のために潜入するルナ。同行しているアフロが相変わらず怪しい挙動。そしてその報告などの為に再び奴隷たちに囲まれて何か喋っているルナ。いくらでも薄い本のネタに出来そうなシチュエーションです(笑)
キャシャーンとの邂逅
会議のあとルナの前に一匹の犬が現れ、その犬に導かれたルナはキャシャーンと邂逅する。だが彼は世捨て人のようになっていて人間達の希望にはなれないと拒んで去る。キャシャーンを説得できなかったルナは泣き崩れる。ここではルナの太ももを堪能できるアングルのシーンが多く、別の意味で見所があります(笑)
磔のルナ
キャシャーン不在のままで作戦を決行するルナ達。だがアフロの内通によって計画が露見し、ルナはロボットに捕まってしまう。ロボットに包囲されているルナがエロ衣装のナイスバディでとてもGoodですね。
捕まったルナは衣装を破かれた上で十字架に磔にされて晒し者にされてしまう。露出した胸を隠す事も出来ずに、逆に大きく両手を広げた無防備な姿勢で固定されるルナ。このシチュエーションが非常にエッチいですね! また敵の幹部が目の前で尖った指を突き付けてるのに、それを防ぐ事も払いのける事も不可能な無防備十字架磔のルナという構図が超萌えます。
私が磔が好きな大きな理由の一つとしてこの『無防備さ』が挙げられます。害意を持った相手を前に両手を広げた無防備極まる姿勢で固定されて、完全に生殺与奪を握られ、それに対する抵抗の手段が一切ないという状況が、その磔にされているヒロインの心情と相まって非常なエロスを感じるのです。
ヒーロー登場
見せしめとして処刑されそうになるルナだがそこにヒーロー、キャシャーンが登場。敵と磔のルナの間に立ちふさがるキャシャーン。これもまた非常に萌える構図です。そして敵の攻撃を受けて炎上するキャシャーンを心配して、磔のまま悲鳴を上げるルナ。やはりこれも萌える構図ですね。
普段勝ち気で戦う能力もあるヒロインがただ無防備な磔姿のまま、自分を助けるために戦うヒーローの姿をもどかしげに見つめるというのもまた、そのヒロインの心情を想像すると非常に萌えるものがあって大好物な構図です(笑)
終わりに
如何でしたでしょうか? リメイクOVAすら大分古い作品ですが、それだけに今の時代では再現が難しい良シチュエーションが多く、中々の掘り出し物だった気がします。最近のアニメとかは表面的なエロシーンやピンチシーンはあったりするものの、こうやってシチュエーションを伴う良質な『構図』で魅せてくれる作品は殆ど無いのではと思います。ジェンダー平等思想や、変に『強すぎるヒロイン』像が普遍的になってしまった影響ですね。
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