今回は久々にアニメのご紹介になります。といっても近年の作品ではなく1989年に公開されたアニメ映画『ギャラガ HYPER-PSYCHIC-GEO GARAGA』という作品です。この作品に登場する2人の女性キャラが中々セクシー衣装で目を引いたので、今回取り上げさせて頂きました。
以下簡単なあらすじ。
西暦2755年、人口冬眠状態の人物2名を運ぶためだけに急遽集められたクルーたち。ネメシス星圏シティ・オブ・ネメシスを出発した最新型宇宙船ジーベック号はワープ航法の際の事故で予定外空域へゲートアウトし、惑星ギャラガに不時着する。未調査の辺境星域で人類が初めて目にする謎の地球型惑星上、一行を待ち受けていたのは原生巨大植物と攻撃武装猿人の群れだった。クルーの一人、科学調査員のジェイとその補佐ロボットのオンブーは周辺調査に乗り出したが、そこで目にしたものは地球人と形態が同樣でありながらサイキックを用いるラーの民と、アンドロイドに指揮された武装猿人との戦いだった。簡単なやっつけ仕事かと思われていた航海を襲った突然の事故、実は何者かにより策謀され周到に準備された計画だったのである。そして惑星ギャラガを巡る疑惑と陰謀が次第に明らかになっていく。
ギャラガ (アニメ映画) – Wikipedia
作品のディテールも同ページをご参照ください。
以下、画像付きダイジェストでヒロインたちを取り上げていきます。
惑星ギャラガ
大まかな背景は先述のあらすじをご参照ください。惑星ギャラガに不時着したジェイを始めとするジーベック号の面々。それを見つめる一人の女性。ここから物語が始まります。
不時着したジェイ達は現地の周辺調査を行うが、そこに現住生物と思しき武装した猿人が襲撃してくる。人間を上回る怪力でクルーの1人を殺害した猿人は更に暴れ回るが、そこにジェイが応戦して猿人を倒す。
現住生物の驚異
宇宙船の事故が仕組まれたものだった事が解ってくるが、その矢先に黒幕のスパイと思しきクルーが怪物に襲われて死んでしまう。そのまま暴れまわる怪物だが、謎の声に弱点を教えてもらったジェイによって撃退される。
ジェイ達が今後の事を話していると、あの猿人達が今度は複数で襲ってきます。ジェイはバトルギアと呼ばれる装備を装着して、猿人共を一蹴します。しかし敵の奇襲によって危機に陥った所をあの謎の女性によって助けられます。ようやくヒロインの登場です。
ヒロイン、ファーラ王女
現れた女性ファーラは自らを『ラーの民』と名乗る。ジェイが目的などを聞いている時に他のクルー達が駆けつけてくる。ファーラは超能力で飛び去ってしまう。そんな中、冷凍ポッドの女性ヘランが猿人たちに捕まって連れ去られてしまう。
ようやくヒロインのファーラ登場ですが、この時はほんの触り程度です。
攫われたヘランを捜すためにジェイが追跡に志願する。その後他のクルー達も正体を現わす。彼等は軍人だったのだ。何らかの密命を帯びてジーベック号に潜入していたらしい。一方黒幕の男アルフも別のラー人と手を結んでいるようだった。
ファーラ様の艶姿
ヘランを追跡するジェイだが、ウムランガ(猿人)の攻撃を受けて捕縛されてしまう。一方ランディ達も陸路でその後を追うが、そこにファーラが現れて協力を申し出る。ふつくしいファーラ様の艶姿に見惚れるキサールの反応が面白いw
ヘランが連れてこられた先にはアルフとヤン中将の姿があった。ヘランはヤン中将の娘だった。そしてヤンはこの星を植民地化しようとウムランガを改造してラー人を攻撃させていた張本人であった。一方ラー人でありながらそのヤン中将に協力しているガリーゴは密かに叛逆を目論んでいるようだった。
ランディ達の方はファーラとの会話の中で、地球人とラー人の精神性の違いなどを実感する。ラー人は相手の心が読める争いを好まない種族であった。
当て馬ヒロイン、キナ
サブヒロインのキナが登場します。ジェイが利用できると考えたガリーゴはキナにジェイを助けさせます。
ウムランガの軍隊と交戦するランディ達。ファーラが幻影の力で敵を動揺させてその隙に逃げる事に成功する。太もも丸出しのファーラの姿が存分に堪能できるシーンとなっています。
キナの艶姿
目覚めたジェイはガリーゴから協力関係を持ちかけられる。彼はヤンやアルフの裏を掻いて叛逆を目論んでいた。利害が一致したジェイが了承すると、娘のキナが彼と行動を共にする事に。ここでようやくサブヒロインのキナが登場します。すごい露出衣装を強調してきますので遠慮なく堪能しましょう(笑)
アルフが出入りしている施設へ潜入を試みるジェイとキナ。そこで彼はアルフがヤン中将も利用している真の黒幕である事を知る。またその施設にはアルフが秘密裏に製造している大量の戦闘ロボットが安置されていた。
余談ですが私この、主人公がヒロインに『ここで待ってろ』といって自分だけで先に進むというシチュエーションが大好物なんですよね(笑) 主人公が部屋に入った途端に入り口が閉まってヒロインだけ締め出されて、みたいなシチュエーションも同様です。なぜ好きなのか上手く言語化するのが難しいんですが、そのシチュエーションでのヒロインの心情を想像すると精神的なエロスがあるというか何というか。
主人公が強敵と戦っているのをヒロインは拘束されて見ている事しか出来ない、みたいなシチュエーションも大好物なんですが、こちらはダムゼル・イン・ディストレスにも通ずるものがあって想像しやすく、恐らく上述の嗜好はこれの類似形かと思われます。主人公が1人だけ先に進んでいるのにここで待っている事しか出来ないもどかしさ、的なものをヒロインに感じさせる事がエロスに繋がるというか……
すみません。やはり上手く言語化できないですね(笑) 引き続きダイジェストに戻ります。
ファーラとキナ
一方でファーラ達の方もウムランガの攻撃を掻い潜りながら、アルフ達の本拠地である街に到達します。元はラー人の首都であったようですが、ヤン中将とウムランガ達に奪われたらしいです。
近くまで来たファーラの気配を察知したキナが飛び出していく。キナは父親のガリーゴから、ファーラこそが裏切り者だと聞かされていたのだ。ファーラの言葉を跳ね除けて攻撃するキナ。しかしラー人は心を読めるのだからこの辺の誤解はすぐ解けそうなものですが……(笑)
ジェイが駆けつけた事でとりあえずその場は収まる。父親のところに戻るキナだが、ガリーゴはアルフによって粛清されていた。最後に娘に対して真実を告げて息絶えるガリーゴ。一方でアルフはウムランガの王も殺害し、ファーラ達にその濡れ衣を着せる。
アルフの叛逆
ヤン中将への叛逆のために宇宙へ向かうアルフ。そこにキナが追ってくるが、護衛のロボットに一蹴されてしまう。背中から壁に叩きつけられて尻もちを付いている姿がGood。
一方王殺害の濡れ衣を着せられたファーラやジェイ達はウムランガの部隊と交戦中。そこにヤン中将の部下達がやってくるが、ウムランガは彼等にも銃口を向け内乱状態になる。
他のロボットに追われるキナの危機を感知したファーラ。ジェイが彼女の元に駆けつけるとキナは喜んで彼に抱きつく。そこに遅れてファーラもやってくる。最近のアニメならここで修羅場的な描写が入りそうなものだが(笑)
アルフを止めるために離脱しようとするジェイ。キナが道案内を買って出るが、ロボットに受けたダメージが残っており結局ファーラが一緒に行く事に。当て馬ヒロインなので仕方ないですね(笑)
アルフの目的はヤン中将の基地にあるマザーコンピュータをハッキングして支配する事だった。ヘランを人質にしてパスワードを聞き出すとマザーコンピュータの元に向かうアルフ。ジェイはファーラにその場を任せて先に進む。
アルフの元に追いついたジェイに護衛ロボットが襲いかかる。ジェイはバトルギアを使ってロボットを撃破する。
アルフはアンドロイドであり、人間を支配する事が目的だった。圧倒的な戦闘能力でジェイを追い詰めるアルフだが、ファーラの助けにより逆転され破壊された。
クライマックス
アルフは死の間際に衛星兵器を起動していた。惑星ギャラガに攻撃を仕掛ける兵器。ファーラはラー人達の力をキナに束ねて衛星兵器を止める事を指示する。ラー人達の力は見事衛星兵器を破壊する事に成功した。
エンディング
ラー人達はファーラのもと新天地に旅立っていく。キナだけはギャラガに残る様子。ファーラは遠ざかる宇宙船の中でジェイとの思い出を回想する。
終わりに
如何でしたでしょうか? 1時間40分に及ぶアニメ映画をダイジェスト化した為にかなり長くなってしまいましたが、ヒロイン2人の艶姿もあり隠れた名作だったと思います。こういう規模のアニメ映画も昨今作られなくなって久しい気がしまう。邦画は全体的にダメダメなので、日本はもっとアニメに注力すべきと思いますが、今の政治が馬鹿過ぎるので難しいでしょうね……
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