今回も引き続き『仁王2』のムービー紹介となりますが、今回はDLC追加分のストーリーとなります。なので流石に前回のような長い記事にはならないと思います(汗 前2回の記事は以下のリンクをご参照下さい。
以前の記事でもご紹介していますが、このゲームは主人公となる秀千代というキャラクターの外見を自分でカスタマイズする事が出来ます。性別は勿論、髪型や顔つき、体格、筋肉量に到るまでかなり細かく設定できます。それでいてコーエーテクモの特徴として、初心者や絵心がない人でも美形のキャラクターを作りやすいという点が挙げられます。
またゲーム中は装備の変更が可能で、見た目に反映されます。ムービーシーンもその装備の見た目になりますので、主人公にセクシーな装備を着せれば即座にセクシーアクションゲームの出来上がりです(笑)
とはいえセクシー装備の種類はあまり多くなく、大半は全身を覆う装備ばかりです。そんな中、数少ない高露出のセクシー装備がありましたので、それによってモチベーションを維持しつつゲームをクリア出来ました(笑)
今回もそんな自作主人公で恐縮ですが、このゲームの最後を飾るDLC編のストーリー(ムービーシーン)をご紹介していきたいと思います。
牛若戦記
嵐凪ぐ笛声
相変わらず妖怪退治に精を出す主人公は、古い祠で一本の笛を見つける。それを手に取ると現れた鞍馬天狗にソハヤマルが反応し、気づくと主人公は過去の時代(源義経が活躍した時代)へと遡っていた。
ステージを進んでいくと、主人公は謎の荒法師(弁慶)の襲撃を受ける。戦いに勝つと弁慶と和解する。
源氏と平氏の戦(屋島の戦い)に突如割り込む巨大な妖怪、海入道。駆けつけた主人公と戦闘になる。当然男しかいないかっちり鎧を着込んだ兵士達の戦場の只中に、1人だけ太ももや二の腕、素足を丸出しにした美女が乱入するというシチュエーションを想像すると超エロいです(><)
海入道を倒すと、弁慶に案内された主人公は、この時代におけるソハヤマルの持ち主である源義経と邂逅する。
人妖相克の果て
義経と兄である頼朝が対立し、最終的に義経が敗死した衣川の戦い。なおここに至るまでのサブミッションでは、平景清や梶原景時などと戦ったりするミッションもあります。
友である弁慶を喪った義経は怒りから妖怪化。正気を失って暴走する義経は主人公にも襲いかかる。ゲームの話ですがこの妖怪義経はかなりの強敵となっています。
苦労の末戦いに勝利すると、義経は正気に戻って主人公に分霊する。頼朝の変節の裏には、藤吉郎の時と同じで大嶽丸の影があった。大嶽丸は果心居士の姿で戦国時代以前より暗躍していたのだ。大嶽丸の影響を根本から断つため、主人公は更なる過去へとソハヤマルの記憶を辿る旅に出る。
平安京討魔伝
火中の涼音
ソハヤマルの記憶を辿る旅を続ける主人公は、新たな手掛かりを発見する。壊れた祠に安置されていた魂代箱を手に取ると再びソハヤマルが反応し、主人公は義経の時代より更に過去、平安時代へと跳んでいた。
ステージの奥に進むと常闇のエリアに入る。常闇は妖怪が活性化するエリアで、ゲーム中は常闇エリアに入ると半妖である主人公は角が露出してしまう仕様になっています。それを見て主人公を妖怪と見做した源頼光が襲いかかってくる。
頼光(強敵)の体力をある程度減らすとムービーシーンに突入して戦闘終了となる。といってもムービーでもそのまま戦っていますが。激しく戦う2人の姿が描写されます。同じ女でもかっちり鎧を着込んでる頼光と、露出度高い軽装の主人公との対比がエロいです。
そこに坂田金時がやってきて、羅生門の方で何かあったらしく戦闘は一旦お預けになります。因みに坂田金時は仁王2本編の方にも一部の武器種の師匠役として登場しています。
妖巣の大門
頼光を追って羅生門のステージを進むと、奥でボスの土蜘蛛との戦闘に。この際のムービーシーンは一瞬ですが主人公の生脚を良く鑑賞できる場面が多いです。リアルタイムで観ると動きが激しくてよく鑑賞出来ませんが、録画&コマ送りで解決です。ホント良い時代になったものです(笑)
土蜘蛛を倒すと、陰陽師の蘆屋道満が出現する。道満の妖術で再び窮地に陥る頼光だが、そこに現れた安倍晴明の力で事なきを得る。晴明は主人公に分霊し、道満を倒すための協力を求める。彼の仲介で頼光とも和解する。
大内裏地獄変
道満に襲撃された大内裏を進む主人公。途中の広間でムービーとなり中ボス、白虎戦に突入する。なおこの章では他に、頼光配下の「頼光四天王」らと共闘するサブミッションもプレイできます。
白虎を倒すと晴明らが駆けつけ猫又を正気に戻してくれる。ここから頼光と晴明の2人と共闘してステージを進む事になる。
京の都で酒呑童子や九尾の狐らが出現し、頼光達はその対処のために離脱する。単身で奥に進んだ主人公は道満と直接対決になる。因みに道満を倒すと、そのまま道満が召喚した黄泉雷神と連戦になる。
道満を討ち果たした主人公だが、道満の死体から果心居士(大嶽丸)が抜け出る。やはりこの時代にも影響を及ぼしていたのだ。一方で酒呑童子達を封印した頼光達は主人公に分霊して全てを託す。因みにこの頼光達の成れ果ては、本編の夢路編『封魔の霊堂』のムービーでも確認できます。
戦国時代に戻ってきた主人公は大嶽丸を封じる最後の核心に迫るべく、ソハヤマルの記憶を辿る旅を再開する。
太初の侍秘史
太初の鬼
廃村を歩く主人公に妖怪が襲いかかる。撃退すると主人公は朽ちた祠に古い絵巻を発見する。すると突如絵巻が光を放って、主人公は三度過去へと跳ばされるのだった。
絵巻に吸い込まれると、はるか昔に大嶽丸が闇落ちして妖怪化した経緯が明かされる。同時に、大嶽丸と関係がありそうな女性の存在も。
ソハヤマルの力で再び過去へと跳んだ主人公は、ステージを進んだ先で過去の大嶽丸と対峙する。DLCなので当然ですが、本編より過去の大嶽丸の方が強いです。スト2のリュウより過去のストZEROのリュウの方が強いみたいなものか?(笑)
大嶽丸の力で窮地に陥る主人公がだ、そこに乱入してくる1人の女性。それは大嶽丸の妹でもある鈴鹿であった。自分の母親である深芳野と生き写しの鈴鹿を見て驚く主人公。鈴鹿は兄と敵対していて、兄を止めるために主人公に協力を求める。
鈴鹿と共にステージを更に奥まで進んでいくと、ボスである立烏帽子と遭遇する。大嶽丸の手下として非道な方法で霊石を集める立烏帽子。鈴鹿は気絶させられ、それを庇った主人公と戦闘になる。
立烏帽子を倒すと、奴が集めていた大量の霊石が浮かび上がる。意識を取り戻した鈴鹿はそれらの霊石と自身の守護霊を使ってソハヤマルを生み出し、主人公に託す。だがその代償に彼女は力と記憶の大半を失ってしまう。
なおこの章では他にも、空海などが登場するサブミッションがあります。
見果てぬ夢
そしていよいよ最後のステージとなる鬼ヶ城に挑む主人公。ここでは金鬼、風鬼、水鬼、隠形鬼の『四鬼』が待ち受けていたり、他にも強力な雑魚敵多数で、これまで以上の高難度ステージとなっています。
数々の難関を突破して大嶽丸の元に辿り着いた主人公。大嶽丸はソハヤマルの力を感じ取って、自らも守護霊を吸収して変身。『禍夢の鬼』となって襲いかかってくる。これが真のラスボス戦となります。
ラスボス戦を制した主人公は、最後に大嶽丸の分身(果心居士)を封じ込めると、再び現世へと戻っていく。一人残された鈴鹿は『鬼を斬った若者』の伝承を後世まで語り継いでいく。そして最後に彼岸で憑き物が落ちた兄・大嶽丸と再会する。これにて『仁王2』のストーリーは完了となります。
ストーリーは終わりましたが、主人公はこの後も残っているサブミッションに挑んだり二週目以降に挑んだりと、自由に戦い続ける事ができます。
終わりに
如何でしたでしょうか? 美麗なグラフィックとムービーシーン、そして自分の好みの見た目に主人公をカスタマイズできるキャラエディット機能。『仁王2』は非常に難しいゲームですが、これによってモチベーションを保って自分のような下手っぴでもクリアできました。
皆様ももし環境が許せば、是非好きなエディット、好きな装備でカスタマイズしたキャラクターで、あなただけの『仁王2』を楽しんでみて下さい。
今年の3月には同じコーエーテクモから今度は三国志の舞台を背景にした死にゲー『Wo long』が発売されるようで、やはりキャラエディットや着せ替え可能なようなので、こちらも凄く楽しみにしています。これもDLCまで全て網羅して、ムービーなどが録画できるようでしたら、またこちらのブログでも取り上げさせて頂くかも知れませんが、その節は宜しくお願いします(><)
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