今回はちょっと毛色の違うコンテンツのご紹介となります。アメリカのプロレスというとWWEやECWなど男子プロレスのイメージが強いですが、実は一応女子プロレスもあります。今回取り上げる『Women of Wrestling(WOW)』というのがそれに当たりますが、
WOW – Women Of Wrestling (wowe.com)
現在シーズン8まで続いているこの女子プロですが、実は最初のシーズン1だけは今から20年以上前の2000年に放送されていました。その時は1シーズンのみで終了していたのですが、それが近年になって復活してシーズン2から再スタートしているという感じのようです。
Women of Wrestling seasons – Wikipedia
そして上の公式サイトを見て頂ければ分かりますが、この『現在の』WOWは悪い意味で現代社会のポリコレが侵食しまくっている感じで、見栄え重視、お色気重視は厳禁みたいな扱いです。この辺は日本の女子プロレスも同様ですね。映画など全てのエンタメに言える事ですが、このポリコレの押しつけがあらゆるコンテンツを無味乾燥で窮屈なものにしてしまいました。
しかしです。このWOWの幻の第1シーズンが放送されていたのは2000年。つまり今から20年以上前の事であり、この頃は今ほどポリコレに縛られていない自由な社会でした。その社会背景の差が如実に視覚面、演出面に表れています。今回はそんな自由なエンタメが許されていた時代のアメリカの女子プロレスのご紹介になります。
このWOWの幻の第1シーズンはどの選手も綺麗所が揃っていて、尚且つお色気重視の衣装は当たり前、それでいて選手達もWWEのディーバなど比較にならないような本格派のプロレスを魅せてくれる、かなり見応えのある内容でした(ホント何で1シーズンで終わっちゃったんだろ)。
どの選手もセクシーで見栄えがよく粒揃いなのですが、その中でも私が特に目を惹かれた選手が”Hammer'”ことHeather Steele(ヘザー・スティール)という選手でした。白タンクトップにショーパンというドンピシャな衣装に肉付きの良いムチムチの身体の赤毛の美人さんで、これだけでも目を惹きますが、彼女の魅力は何と言ってもその『弱さ』にあると思いました(笑)
威勢よく登場する割にはすぐに相手にペースを掴まれて、その後はやられ放題。そのギャップが堪りません。これがブックなのかどうかは分かりませんが、彼女の魅力がそのやられっぷりにあったのも事実らしく、上記のウィキペディアの選手紹介では、1勝しかしていないにも関わらずファンが大勢いたとの事。きっと私のような嗜好の人が沢山いたのでしょう(笑)
ちょっと前置きが長くなりましたが、以下で実際の彼女の試合のダイジェストをご紹介します。なお動画のリンクは公式チャンネルと思われる
(117) WOW Superheroes – YouTube
からの引用となります。(シーズン1の動画はかなり下までスクロールしないと見れませんが汗)
Ice cold戦
Ice coldという選手との試合。各動画はそれほど長くなく、通して視聴するのは簡単なので、画像は本当に見所のみ掲載しておきます。
画像を見るだけでも分かりますが、もうやられ放題(笑) 反撃は相手のエルボードロップを躱した時だけ。それも一瞬で再び主導権を握り返されてしまいます。これは一種ソフトなリョナと言って良いのでしょうか。衣装も素晴らしいので余計にやられっぷりが映えます。
Mystery戦
今度の相手はMysteryという選手。もう動画のサムネだけで試合の展開が予測できますね(笑)以下にダイジェストを貼っておきます。
こちらも全編ほとんど反撃できずにやられ放題(笑) こういう一方的な展開を『ドミネーション』というらしく、ドミネーションはそれを好む一定のファンがいるようです。Hammerはドミネーション嗜好者の琴線に触れそうなキャラですね(笑)
Jungle grrrl戦
今度の相手はJungle Grrrlという選手。この選手はWOWの中でもかなり強い選手のようで、動きのキレが違います。当然試合の展開は……(笑)
もうまるで歯が立ちません(笑) 子ども扱いされて一方的にやられ続けます。多少反撃してもすぐに逆転されてしまいます。一種やられの美学みたいなのを感じますw 私自身を含めて「そういう趣味嗜好」の人にはドンピシャなキャラクターでしたね。
彼女の試合は他にもあるのですが、何故か上記の公式チャンネルには収録されていないので、他のチャンネルを探してみた所、
というチャンネルに収録されていたので、こちらから引用させて頂きます。ただし公式に比べて画質が若干荒いです。
The Disciplinarian戦
Disciplinarianという選手との試合。こちらでもヘザーのやられっぷりを存分に堪能できます。
Nicky Law戦
こちらはNicky lawという選手との試合。
相変わらずのやられっぷりですが、あまり良いアングルの映像が少ない試合でした。
Poison戦
Poisonという選手との試合。
もう見事なまでのやられっぷりです。ここまでの逸材(?)はそういないのではないかと断言できるレベルです(笑) しかしこれでファンが大勢いたという事ですから、まあある意味では納得ですね。いわゆる駄目カワイイというヤツです(苦笑)
終わりに
最後にヘザーさんが唯一(笑)勝利した試合の動画も貼っておきます。それでも全く楽勝とはいかず辛勝という感じでしたが。
如何でしたでしょうか? ちょっと画像の比率が多めの記事になってしまいましたが、百聞は一見にしかずという感じなのでご理解下さい。本当に20年くらい前までは、このような白人の美人さん中心で露出度高い衣装での興行が許される時代だったんですよね。本当に素晴らしいです。なぜ今はこのような時代になってしまったのか(泣)
このWOWの第1シーズンには他にも良さげな選手が何人かいましたので、また折を見てご紹介させて頂ければと思います。
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