事前に予告していたように、今回はコーエーテクモの死にゲー『ウォーロン』の記事第三弾、DLC編となります。『ウォーロン』本編イベントをご紹介した第一弾、第二弾の記事は以下のリンクより。
このゲームでは『仁王2』と同じく、主人公をキャラクリしてゲーム中に入手した装備で着せ替えする事が可能であり、手前味噌で恐縮ではありますが、引き続きブログ主が作成したセクシー装備のキャラクリ主人公でゲーム中のカットシーンをご紹介していきます。
作品のディテールは以下のページをご参照下さい。
Wo Long: Fallen Dynasty – Wikipedia
外伝一 中原の争覇
寒灰復燃




最初のDLCは曹操軍関連。時期は反董卓連合軍の後。董卓は撃退したものの、未だに黄巾軍の残党は中原に蔓延っており、曹操軍もその対処に追われているという状況。曹操軍の将である典韋もとある村で黄巾残党の討伐を行っていたが、そこで同じく黄巾軍と戦っている主人公と出会う。






典韋と共に村を占領する黄巾を討伐していた主人公は、そこで黄巾と敵対する謎の巨漢に出会う。巨漢は主人公たちも黄巾の一味と見なして襲ってくる。
DLC最初のボス戦。巨漢の名前はこの時点では伏せられてますが、典韋とセットで尚且つ大槌を振るう巨漢となれば、まあ三国志演義や三國無双を知っている人からすれば誰なのかは一目瞭然です(笑)






襲ってきた巨漢を撃破する事で誤解は解けるが、巨漢(許褚)の強さと志を見込んだ典韋は、彼を殺さず同行させる事に。
黄天立つ雪嶺





許褚を加えた主人公達が黄巾の残党や妖魔を蹴散らしながら更に奥へ進むと、死んだはずの張角やその弟達が亡霊となって襲ってくる。ボス戦ですが、本編ボスの使い回しのため(ギミックは異なってますが)ユーザーの評判は悪いようです(苦笑)













張角の亡霊を倒した主人公たちは、曹操の元へと戻る。許褚はそこで黄巾の残党をも取り込む曹操の器を目の当たりにして感服する。そして典韋の推挙によって曹操へ仕える事となる。なおこの作品の曹操は聖人君子(!)なので、勿論村を滅ぼされた許褚への労りとアフターフォローもばっちりです(笑)
災禍鬼門











張繡が降伏して宛城を手に入れた曹操は、何故か主人公と差し向かいで盃を交わしている。しかしそこに張繡が裏切って奇襲してくる。
しつこいようですがこのゲームの曹操は非の打ち所のない聖人君子なので、決して美しい未亡人に入れ込んで隙を晒したりはしません(笑) しかし主人公が女性だと二人きりで飲んでいる構図が若干怪しいですが(汗
典韋は張繡兵を食い止めるために残り、許褚と主人公は曹操を逃がす事を優先する。三国志演義でも有名な典韋立ち往生のエピソードですね。








主人公と許褚は道中の敵を倒しながら典韋の元に駆けつけるが、時すでに遅く彼は瀕死の重傷を負い、それでもなお張繡兵を止めようと丹薬に頼って妖魔へと変じてしまう。張繡兵を撃退した典韋だが、既に正気を失った彼は主人公達にも牙を剥いてくる。
中原の争覇編のラスボスですが、滅茶苦茶強いです(汗 間違いなく本編ラスボスの于吉や邪竜より強いです(笑) 属性対策は勿論、ほぼ100%化勁を使いこなせないとまず勝てません。







(激闘の末に)妖魔典韋を倒すと、彼は結義の力によって人に戻る。だが既に致命傷を受けていた彼は許褚に後事を託してこの世を去る。典韋の訃報を聞いた曹操は許褚を彼の後任とし、改めて天下に覇を唱える決意を固める。
こんな感じで最初のDLC『中原の争覇』は完了です。まだ第二弾、第三弾のDLCはが控えており、そこのラスボスは更に……いえ、今はやめておきましょう(笑)
外伝二 江東の小覇王
闇夜に舞う鴉









DLC第二弾は孫策軍関連。父、孫堅を失って寄る辺のなくなった孫策達。だがそんな彼等に容赦なく追手が迫る。そこに孫策の義弟でもある周瑜が救援に駆けつける。敵の流れ矢から周瑜を救った主人公は、彼に見込まれてそのまま共闘する事に。



水賊や妖魔を倒しながら進んだ主人公と周瑜の前に、水賊の長である甘寧が現れる。勿論後に呉の猛将として有名になる甘寧ですね。史実でも最初は劉表軍の食客で上官の黄祖と合わずに冷遇されていて、孫権軍に鞍替えしたという経緯があります。
なおゲーム中の話ですが、この甘寧や部下の水賊達はそこそこ露出の多い衣装を着ていてちょっと期待(笑)したのですが、残念ながら女性に着せても露出度UPという事もなく今ひとつでした。本編には一部男女でデザインの変わる装備もあったのですが、DLCは結局三部通してそういった衣装は一つもなく(別の意味で)ガードの固い装備ばかりでした。
この辺は『仁王2』も共通していて結局最初期の盗賊装備で全編通す事になりましたし、ポリコレの影響もあるでしょうが、私のような嗜好(笑)の人間は本当につまらない堅苦しい世の中になってしまいました(汗






甘寧を撃破した主人公達だがあえなく逃げられてしまう。賊は撃退した孫策達だが寄る辺のない身である事は変わらず今後の行く末を悲観していた所に、袁術から食客の誘いが来る。
袁術といえば三国志演義では、孫堅から奪った玉璽をもって勝手に皇帝を名乗るも当然世間から承認されず、手元に置いた孫策も使いこなせず離反され、曹操や呂布の引き立て役にされた挙げ句、最終的には部下の伍習にも裏切られて惨めな最後を遂げるという散々な人物ですが、実はこの惨めな最後が今作では伏線?になっています。
猛虎伏草





袁術から江東太守の地位を条件に、劉繇討伐を依頼される孫策。拠点が欲しい孫策は乗り気で引き受けてしまう。孫策の暴走を心配した周瑜によって、主人公は孫策の護衛として同行する事になる。
なおこのゲームも同社の三國無双シリーズと同じく勢力によってシンボルカラーが異なっていて、孫堅から連なる呉勢力は無双と同じく赤色がシンボルカラーであり、奇しくも主人公は赤色中心の衣装なのでこのDLCではあまり違和感なく溶け込めてる感があります(笑)
















劉繇の陣を抜けた孫策と主人公だが、そこで劉繇配下の将である太史慈の奇襲を受ける。太史慈も甘寧と同じく後の呉の猛将として名高い人物ですね。やはり同じく元の主に冷遇されており、戦でまみえた孫策に感服してその配下になるエピソードは三国志演義では有名です。
ここでは太史慈とのボス戦になりますが、はっきり言って超強敵です(汗) 本編の張遼やDLC1の許褚も上回る人間系ボス最強の男です(笑) やはり属性対策と化勁を100%完璧にしておかなければ『絶対に』勝てません。









(激戦の末)太史慈を倒した主人公だが、太史慈はまだ余力を残した状態で劉繇の命令により撤退していく。彼に侮られたと感じた孫策は追撃しようとするが、周瑜に止められる。
秋霖降る戦野





太史慈の元にも『袁術の使者』が訪れて、彼に丹薬を預けていく。一方で孫策軍と戦う劉繇も丹薬の力に頼って戦場に妖魔を放つ。主人公達は妖魔を殲滅すべく混乱する戦場に向かう。DLC第二弾の最終ミッションです。









敵味方関係なく暴れまわる妖魔の対処に苦慮する太史慈。丹薬の入った小箱を振り払う太史慈だが、その衝撃でこぼれ落ちた丹薬が彼を妖魔化してしまう。そこに駆けつけた主人公達は妖魔化した太史慈を戦って止める事に。
この妖魔太史慈も『江東の小覇王』編のラスボスだけあって凄まじい強さです。もうこの辺りまで来ると属性対策と化勁が完璧でなければ、ほぼ勝てないのがデフォルトになります(汗










(死闘の末)妖魔太史慈を倒した主人公達。そこに孫策も現れ、全員で暴走する太史慈を止める事に。そして結義の力で彼を人に戻す事に成功する。太史慈は孫策に心服し配下となる事を誓う。江東の地と優秀な配下を得た孫策は躍進していくかに思われたが……? 最後に謎の女性が丹薬を拾っているシーンで終わりとなります。
主人公のセクシー衣装を堪能できるシーンが比較的多いのも、このDLCの特徴でした(笑)
外伝三 荊州の風雲
閑村の愁い























最後のDLC第三弾の舞台は荊州。妖魔が蔓延る地となった荊州のとある村を訪れた主人公。そこで妖魔と戦っていると謎の若武者が現れ、彼と共闘して村を妖魔から解放する事となる。ここのムービシーンでは主人公の艶姿(?)を存分に堪能できます。







若剣士と共に村の奥までたどり着くと、そこには妖魔を従える謎の男の姿が。男はそのまま樹妖をけしかけてくる。このDLCの最初のボス戦ですが、事前に戦った太史慈や典韋と比べると拍子抜けする程に弱いです(笑)




















樹妖を撃破する主人公達だが、謎の男は更に多くの樹妖を呼び出してくる。危機に陥る主人公達だが、そこに関羽が救援に駆けつける。関羽の姿を見て撤収する謎の男。しかし代わりに若剣士が関羽に敵意を向ける。彼は関羽の息子である関平で、母と自分を捨てて出ていった父親を恨んで捜していたのだった。
三国志演義では関羽の養子として有名な関平ですが、史実では実子であったらしく、このゲームでは史実寄りの設定であるようです。
主人公の取り成しもあり、とりあえず妖魔討伐を優先する関平。そこに劉備の妻である糜氏も現れる。彼女は間者として荊州を覆う怪異の事を調べており、謎の男の正体が死んだはずの袁術であると看過する。今度は彼女と共に袁術の調査に向かう事になる主人公。
このゲームでは貴重な女性援兵となる糜氏。前回DLC第二弾のラストに出ていた女性がこの糜氏ですが、あの思わせぶりな描写は特に意味はなかったようです(笑)
丹紅滲む鉱床















糜氏と共に袁術の調査を続ける主人公は、妖しい炭鉱の奥で妖魔に捕まっていた虜囚を解放する。しかしその虜囚は主人公達が袁術に挑むに相応しい実力があるのか見極めようと襲いかかってくる。人間系ボスですが、太史慈などに比べるとかなり弱いです。









撃破すると虜囚は主人公達の意志と実力を認める。そこに関平たちと合流した劉備が現れ、虜囚(単福)の才略に気づく。単福は袁術を倒すために案内役を買って出る。
因みに単福という名前から、この人物の正体は三国志ファンにはバレバレですね(笑)
万死の魔殿











袁術が占拠している襄陽城。強力な妖魔の群れを倒しながら進んだ主人公と単福は、城の奥で遂に袁術と対峙する。袁術は大量の妖魔を吸収して凄まじい力を得ており、妖魔の皇帝を名乗って襲いかかってくる。DLC第三弾、ついでにこのゲーム自体の真のラスボス戦です。
最後のボスだけあって全属性を使ってくるので属性対策不能で、それでいて攻撃の苛烈さも生半可ではないので、やはり化勁が完璧でなければ勝利は覚束ないでしょう。三国志ファンからすると、まさか袁術がここまで大出世するとは誰に予想できたでしょうか(笑)













(死闘の末)袁術を撃破した主人公。神獣の力で戦場の妖魔は残らず浄化していく。単福(徐庶)は素性を明かし劉備の軍師として参加する事を誓う。それを見届けて主人公は満足げに微笑みつつ、一人静かに立ち去っていく。これにて『ウォーロン』の物語は終了となります。後は残ったサブミッションをこなしたり、二周目以降の周回に挑んだりと好きにプレイしていけます。
なお光源の影響か主人公が3割増(笑)で美女に見えるムービーは必見です。
終わりに
如何でしたでしょうか? これでDLCまで含めた『ウォーロン』の全てのシナリオ、ムービーを網羅する事が出来ました。思ったよりボリュームがあった為に、3ヶ月も同じネタが続いてしまって大変恐縮でした(汗
次月からはまた洋画やアニメなどを中心とした従来の構成に戻ると思いますので、宜しければ気長にお付き合い頂けると幸いです。
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