今回はまた素晴らしき80年代より、ヒロイック・ファンタジー映画のご紹介です。この当時アメリカだけでなくイタリアでもヒロイックブームが沸き起こっていたらしく、様々なファンタジー映画が濫造されていたようです。
今回目を付けたのはそんなイタリア製のヒロイック・ファンタジーの一つ、『THE THRONE OF FIRE(原題El trono de fuego)』という1983年の映画です。
このイラストにデカデカと映ってるのがヒロインのヴァルカリ王女です。これは一応嘘ジャケではなく、映画の大部分をこういう格好で出演してくれますので、今回取り上げさせて頂きました。
日本語版は発売されていないため、ストーリーはIMDBの簡単なあらすじを和訳したものを貼っておきます。
ある恐ろしい夜、一人の女性が強力な悪魔であり地獄の使者であるベリアルとの不浄な結合の後に、グロテスクな忌まわしいモラクを出産します。
世界の王となり最終的に地獄の火の玉座に座るために、モラクはまず慈悲深い正当な支配者を殺し、皆既月食の間に玉座を奪い、美しいヴァルカリ姫を無理やり妻にしなければなりません。
今、無実の貴婦人と全人類を死よりも悪い運命から救えるのは、不可視の力を持つ強力な蛮族の戦士ジークフリートだけです。彼は運命を果たし、悪魔の息子を滅ぼすことができるのでしょうか?
作品のディテールも上記IMDBのリンク先をご参照下さい。
虜囚のヴァルカリ王女
モラクの誕生シーンから始まる冒頭。成長したモラクはあらすじ(――世界の王となり最終的に地獄の火の玉座に座るために、モラクはまず慈悲深い正当な支配者を殺し、皆既月食の間に玉座を奪い、美しいヴァルカリ姫を無理やり妻にしなければなりません――)にあるようなお告げを受けて、クーデターを起こして王を殺害し、その娘であるヴァルカリ王女を娶ろうと、逃亡した彼女を狩り出すために軍隊を派遣する。
モラクの軍隊に追い詰められたヴァルカリ王女は、剣を手に激しく抵抗する。もうこの時からパッケージイラストにもあった皮ビキニルック全開です(笑) 他の村人たちは普通の粗末な格好なのに、王女であるヴァルカリだけ皮ビキニ姿なのが対比で超エロいです。
何人か兵士を自力で倒したりして『戦うヒロイン』感を強調してくれるヴァルカリですが、多勢に無勢で抵抗虚しく捕まってしまいます。そして馬に繋がれて無理やり連行されます。このときのシチュエーションも非常にエロくてGoodです。
悪魔の王モラク
捕らえられそのままモラクの待つ城まで連行されるヴァルカリ。モラクと対面した際に足から顔まで全身をじっくり舐め回すように視姦されるシーンがエロいです。その場に女1人だけで、しかも1人だけ露出しまくった皮ビキニルックというシチュエーションも非常にGoodです。
改めて玉座に座ったモラクの前にヴァルカリが引き出されるが、この時衣装はそのままで後ろ手に縛り直されているのが最高にエロいです。もっと縛ったままでいてくれて良かったのに(笑) こうやって親を殺された上に引っ立てられて、無理やり結婚させられるというストーリー背景自体も何かエロいです(笑)。
ジークフリートとの邂逅
城に潜入したジークフリートはヴァルカリとの接触に成功し、共に脱出しようとするが、敵に見つかり捕らわれてしまう。ヴァルカリは一旦変な格好に着替えているもののすぐに元の衣装に戻り、彼女の皮ビキニ姿の肢体を存分に鑑賞できるシーンが多いのは嬉しいのですが……問題は主人公のジークフリートです(笑)
いや、お前は露出しなくていいよと何度思ったか知れません(笑) こいつがちゃんと服なり鎧なりを着ていてくれれば、むしろ露出差でヴァルカリが更にエロく見えたでしょうに、こいつの誰得な半裸姿のせいで、この作品の評価を一点下げざるを得なかったのは本当に残念でした(苦笑)
80年代は女性だけでなく、『コナン・ザ・バーバリアン』や『ジャングル・コミック』などの影響で男性も露出しがちだったのが痛し痒しですね(汗
二度目の脱走
再度捕まったヴァルカリだが、軟禁状態なのを良い事に再び脱走してしまう。だから牢に入れるなり後ろ手に縛るなどしてきちんと捕らえておかないと駄目なんですよ(笑) またこの前後にジークフリートの磔シーンという超誰得な場面がありますが、勿論割愛しています(笑)
2人で城を脱走するが、再び追手に捕捉されてしまう。ジークフリートが敵のハゲ隊長(笑)と戦っている間に他の兵士たちと戦うヴァルカリだが、数の力に勝てずにまた捕まってしまいます。鎧兜の兵士たちに捕らわれる皮ビキニの金髪美女という構図がかなりエロくてGoodです。
虜囚再び
三度捕らえられてモラクの前に連れ戻されるヴァルカリ。そして再び足先から舐めるように全身を視姦されてしまう。連れてこられるシーンで、周りはモラク含めて重武装の兵士たちばかりの中、1人だけ高露出の皮ビキニ姿のヴァルカリが超エロいです。
執拗に抵抗するヴァルカリに業を煮やしたモラクは、彼女を悪魔の力で洗脳して催眠状態にしてしまう。そしてそのまま結婚式を挙げようとする。
悪魔の花嫁
ヴァルカリを催眠にかけたまま結婚式に連れてくるモラク。この時ただでさえ露出差が凄いのに、更にモラクは豪華な肩掛けのようなものを纏って、結婚式なのに肝心の花嫁の方は皮ビキニのままというのがギャップで非常にエロいです。
クライマックス
皆既月食が終わる前にヴァルカリとの結婚を急ぐモラクだが、そこにジークフリートが乱入。結局月食が終わるまでに婚姻する事が間に合わず、モラクは炎に包まれて消え去る。
エンディングでは女王らしい衣装に着替えたヴァルカリが登場するが、どうせならあの皮ビキニ姿のままで玉座に座ってたら超エロかったのに(笑) でもこれはこれで、それまでの皮ビキニ衣装がギャップでよりエロく感じるので良しとしましょう(苦笑)
終わりに
如何でしたでしょうか? ポリコレの進んだ現在では考えられない、際どい皮ビキニ姿の女戦士(しかも王女!)の肢体を存分に堪能できる作品としては満点に近い出来だったと思います(主人公の半裸さえ無ければw)。日本未公開の作品にはまだまだ掘り出し物が隠されていると思われますので、今後もアンテナは広げておきたいですね。
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