今回ご紹介したいのは、主に90年代から2000年代にかけてお茶の間の洋画劇場などでもしょっちゅう放送されていた、知る人ぞ知る迷作?『ロマンシング・アドベンチャー/キング・ソロモンの秘宝』という映画です。
ヒロインは『氷の微笑』という映画で魔性の悪女を演じて一躍有名になった女優シャロン・ストーンです。(氷の微笑自体既に知らない人が結構いるかもですが汗)
この『氷の微笑』がハマり役になって、それ以降は悪女系の役が多くなった彼女ですが、当然ながらヒットする以前の時代も存在した訳で、今回ご紹介するこの『キング・ソロモンの秘宝』では非常に初々しい若き日のシャロンがヒロイン役を務めている貴重な作品だったりします。
作品のディテールは以下のサイトをご参照下さい。
King Solomon’s Mines (1985) – IMDb
個人的にこの作品の見所は終盤に集中しています。その理由は後にも解説しますが、シャロン演じるヒロインのジェシーの衣装にあります。なので以下、前半部分はほぼ端折った(笑)ダイジェストとなります。
舞台設定は恐らく第二次大戦より前の時代(1930年代?)。大量のダイヤモンドが眠ると言われている『ソロモン王の秘宝』の在り処を知るヒューストン教授が、ドイツ軍とそれに協力するトルコ人達によって捕まってしまう。彼等は教授を拷問して秘宝の在り処を聞き出そうとしていたのだ。
教授の娘ジェシーは父親を助け出す為に、冒険家のアラン・クォーターメインを雇って父親の行方を追います。ここまでが物語の背景ですね。
主要人物登場
この手の作品には珍しくヒロインと主人公が最初から行動を共にしており、馴れ初めが描かれていません。また助手のウンポポの姿も最初から確認できます。
教授を誘拐したドガティやボックナーなどの敵の存在も描写されますが、作品自体がコミカル調なのもあって敵もどこかユーモラスで憎めないような造型になっています。
アフリカ冒険
その後もジェシー達の冒険は続き、教授の救出、そしてその後は秘宝をドガティ達に渡さないために、ジェシー達も秘宝の在り処を目指してアフリカの奥地に分け入っていきます(物語の大半の部分w)。そして終盤、ドガティ達に先んじて遂に秘宝の眠る場所まで辿り着きますが、そこを支配しているシバの部族に捕まってしまいます。
ククワナ族
シバの部族は酋長が陰険そうな婆さんで(笑)、問答無用でクォーターメインが鰐の餌にされそうになります。ジェシーは酋長の横に連れてこられますが、助命嘆願以外になにも出来ません。そのまま万事休すかというタイミングで……
クォーターメインの助手だったウンポポが現れます。彼は実はシバの部族の王だったのです。部族の大半はウンポポに臣従します。クォーターメインも自力で脱出し、やばくなった酋長のババアが親衛隊みたいな奴等を引き連れて逃げます。その際ジェシーも一緒に連れ去ってしまいます。
ドイツ軍襲撃
そこに追いついてきたドガティやボックナー達の部隊が襲撃してきます。その隙に逃げるババアはジェシーも一緒に連れ去ってしまいます。それを追いかけるクォーターメイン達。ここからクライマックスとなり、そしてここからが本記事で紹介したかったメインの部分になります。これまでしつこいくらいに言ってきたジェシーの衣装によく注目しておいて下さい(笑)
ジェシー、ショーパン化!
洞窟を連行されているジェシーの衣装がいつの間にかがっつりショーパンに変わっています! 先程までの画像を見返して頂ければ一目瞭然ですが、ジェシーはそれまで色気のないハーフパンツ姿でした。それがどうでしょう。この洞窟のシーンになったらいきなり股下の非常に短いショーパンに早変わりしてます。洞窟内を連行されているうちにズボンの裾だけ綺麗に破けたのでしょうか(笑)
いえ、良いんですよ(笑) 整合性とか前後の繋がりとかそんな物は一切関係ありません。こういう改変なら大歓迎です(笑)
洞窟の奥に連行されたジェシーは刺股のような木の棒で拘束され、熱した鉄帽を被らされるという謎の方法(笑)で殺されそうになります。ここはジェシーのショーパン衣装も相まって中々良いヒロピンシーンでした。その後にヒーロであるクォーターメインに助けられるのもGoodです。
シバの洞窟
その後はもう少し明るい場所に移り、ジェシーのショーパン姿を存分に堪能できるようになります(笑) ホント、それまでからは考えられないような太もも露出っぷりで、何故最初からこの衣装ではなかったのかと小一時間(笑)
宝物庫にたどり着いた2人は財宝に目を奪われます。しかしそこにあの酋長のババアが罠を発動させて2人を閉じ込めてしまいます。右往左往する2人。この時ジェシーのショーパン姿を存分に堪能できます。ホント、何で最初から(ry
その後水責めにあって絶体絶命に陥りますが、追ってきたボックナーが仕掛けた爆弾で壁に穴が空いて間一髪助かります。
クライマックス
その後逃げる途中でボックナーに追いつかれた一行。この時もジェシーのショーパン姿を存分に堪能できます。スリットがエロいです(笑) 何で最初からこの衣装じゃなかったんや……(泣)
ダイヤを渡す振りをしてボックナーを罠にはめて殺し、生きていたドガティとも決着をつけて洞窟を脱出する一行。
エンディング
エンディングでは明るい場所で最後に彼女の艶姿を見る事ができます。つくづく最初からこの衣装じゃなかった事が悔やまれます(笑) まあクライマックスシーンだけでもこの衣装になってくれてありがたいと思わなきゃバチが当たりそうですが(笑)
終わりに
如何でしたでしょうか? 後に『氷の微笑』で魔性の悪女を演じ、それ以後も悪役が多くなるシャロン・ストーンがこの時は若く初々しい姿で、しかも終盤では活動的なショーパン姿まで披露してくれる貴重な作品となっています。
冒頭の動画は他言語吹替版なので、宜しければ是非この機会に日本語版もご覧になってみて下さい。
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