今回は久々に海外ドラマのご紹介になります。恐らく多くの人が名前だけは聞いた事があるかも知れないアメリカの有名ドラマ『Baywatch(ベイウォッチ)』が今回の題材となります。
灼熱の太陽、青い海、輝くビーチ、そして抜群スタイルの水着美女達……。往年のアメリカを象徴するようなイメージのドラマですが、あながち間違ってはいません。ただし水着美女と同じ、もしくはそれ以上の割合で男の裸と筋肉が出てくるのは意外と知られていません(笑)
そんな詐欺ドラマ(!)のベイウォッチですが、勿論水着美女を堪能できるお話も沢山あります。しかし本当にその肢体を堪能できるというだけで、あまりこの美女達がストーリー上で活躍するというシーンは多くありません。そんな中で貴重なヒロピンシーンが見られるエピソードがありました。シーズン3の第17話『The Tower』というエピソードです。今回はこのお話を取り上げていきます。
例によって作品のディテールなどは以下をご参照下さい。
Baywatch (TV Series 1989–2001) – IMDb
ビーチ閉鎖
ベイウォッチは基本的にはカリフォルニアのビーチで働くライフガード達の活躍と青春を描いたヒューマンドラマです。チーフである主人公ミッチの元、ライフガード達の様々な物語が展開します。しかしこのエピソードではそんなビーチに1人の凶悪犯が逃げ込んできます。
ミッチ達の働くビーチに凶悪な脱獄犯が逃げ込んできます。そんな中ミッチの息子ホビーが死体を発見します。ビーチは厳戒態勢が敷かれ、ライフガード達は観光客に退避を促していきます。その中に今回のメインであるステファニーがいます。ミッチと同じライフガードのチーフで、普段は厳しく新人を指導する鬼教官のような感じのキャラです。
ステファニーの受難
ステファニーが車の外に出ている間に忍び込んだ凶悪犯が、戻ってきたステファニーを銃で脅します。ここから徐々にヒロピン展開となっていきます。
無線でのステファニーの受け答えに違和感を覚えたミッチは警察にそれを話して、ビーチの包囲体勢を固める。逃げられない事を悟った犯人はとあるタワー(監視所)に立て篭もろうとする。
人質のステファニー
犯人がタワーに立て篭もろうとする時に、人質のステファニーに銃を突き付けて引きずっていくのですが、この時のシチュエーションがかなりソソりますね~(笑) 普段強気の鬼教官の癖に、やはり女性ゆえに為す術もないステファニー。
そしてこの時のステファニーの衣装が、紅いハイレグ水着一枚というのも非常に良いですね。これはこのドラマならではのシチュエーションだと思います。他のドラマではヒロインが水着一枚で囚われの身になるという状況を作り出す事自体が難しいですから(笑)
ステファニーの人質描写が結構しっくりと写し出されます。しかしそのタワーには新人ライフガードのサマーもいました。個人的に今回このサマーはいらなかったかなという気がします(笑) ヒロピンは単独の方が映えますので。
ここでサマーも人質になってしまいます。個人的にはステファニーだけで良かったかな(笑) そしてここで主人公のミッチがステファニー達を救出する為に動き出します。ダムゼル・イン・ディストレスのツボを押さえた展開ですね~(笑)
囚われのステファニー
犯人がステファニーを手錠で繋いでタワーに残し、サマーを人質に脱出する計画を立てます。手錠で繋がれているステファニーの姿を見る事が出来ますが、折角の拘束シーンなのにストーリーの関係上場面が暗くて見えづらいのが難点。
ヒーロー、ミッチ
その間にヒーローのミッチがタワーの真下に潜入成功します。そして手錠で繋がれたステファニーの元には爆弾がセットされカウントダウン開始。犯人はサマーを人質にして脱出を図ろうとします。これでお膳立ては整いました(笑) ここからクライマックスシーンとなります。
2人でシートを被って警察の狙撃を防ぐ犯人だが、潜入していたミッチが奇襲を仕掛け、サマーを解放する事に成功します。そのまま犯人と殴り合うミッチ。解放されたサマーはしかし逃げずに、タワーに囚われたままのステファニーを救出しようとします。
容赦なく進むカウントダウン
ミッチが犯人と激しく殴り合っている側で、ステファニーは何も出来ずにただ囚われています。そしてそんな彼女の間近にセットされた爆弾は容赦なくタイマーを進めていきます。なおサマーがドアを開いたので部屋が少し明るくなり、手錠で繋がれたステファニーの姿が見やすくなります(笑) またカウントダウンが進む爆弾を見て必死に逃れようとするが手錠が外れずに、もどかしげに叫ぶステファニーの姿がかなりGoodです。
ミッチは相変わらず犯人と殴り合っている。その間もステファニーは当然脱出できず、爆弾のカウントダウンは1分を切ります。サマーが手錠の鍵を見つけるも、背が低くて届きません(笑) 結局大声でミッチを呼ぶ事しか出来ない。
ステファニー、危機一髪
犯人をKOしたミッチがステファニーの元に駆けつけます。爆弾のカウントダウンは後僅かですが、何とかミッチが鍵を外して間一髪で救出に成功。結局全部ミッチに助けてもらうしか出来ないステファニー。酷い目に遭わされた犯人が笑っていてもステファニーには睨む以外に何も出来ない。
終わりに
如何でしたでしょうか? 普段は部下にも厳しく当たる女性ライフガードが、結局男には敵わず人質にされ、男主人公に助けられるしかない囚われのヒロイン役になってしまうギャップに激しく萌えます。またヒロインの衣装がハイレグワンピース水着なのも、このドラマならではのポイントです。ハイレグ水着のヒロインが手錠吊りされて無力に悶えるシーンはかなりそそる事請け合いです。
またこのステファニーは後のシーズンでダサいショートヘアになってしまうのですが、この時はまだ女性らしいロングヘアなのがGoodです。今はより綺麗なリマスター版(英語)がブルーレイで発売されているようなので、このステファニーの艶姿を高画質で堪能するのも一興かも知れません(笑)
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