今回も古い映画のご紹介になります(それだけ最近の新しい映画は『不作』という事でお察し下さい汗)。1984年の映画『A MAN CALLED RAGE 邦題:救世主伝説RAGE(レイジ)』という作品に登場するヒロイン、マーラが今回ご紹介したい対象になります。
版権元などのディティールは以下をご参照下さい。
Rage – Fuoco incrociato (1984) – IMDb
日本語版は現在廃盤で視聴不可能のため、例によってかなり大雑把なダイジェストとなりますがご了承下さい。
レイジ、マーラ登場
舞台は核戦争後の未来世界。いわゆるポストアポカリプスというやつで、特に80年代の欧米でこのジャンルが量産されました。本作もそのうちの一つという訳ですね。
とある地下都市の兵士たちが、ウランの手がかりを求めて地表に出てくる。しかし彼らはそこで冒険者のレイジと遭遇する。彼もまたウランを手に入れようとしていたのだ。レイジを捕らえた兵士たちは彼を地下都市に連行する。この時点でヒロインのマーラが登場しますが、何か緑色のツナギみたいなダサい服装で全く色気がありません(笑)
地下都市に連れてこられたレイジはそこで指導者的な人物(?)からウランを手に入れるために協力を持ちかけられます。恐らく何らかの交換条件が提示されていると思いますが詳細は不明です(笑)そして彼と共にウランを捜索するメンバーが登場しますが、その中にあのマーラもいます。が……
超セクシー衣装のマーラ
一体何があったのか、先程までとは打って変わって物凄いセクシー衣装で再登場します。股下ほぼゼロのホットパンツからは下手するとお尻が見えそうなくらいです。え、まさかこの衣装でアクションしてくれるの?と期待が膨らみます。昨今の映画では序盤はショーパンの癖に、中盤以降は色気ゼロの格好に着替えちゃって後は最後までそのままというケースが非常に多いですが、80年代は色んな意味で夢と希望に溢れていた時代だったなぁ(遠い目)
地上に出たレイジ達はウランの場所の手がかりを知っているらしいギャングのボス、スラッシュと接触を図るために彼等が支配する酒場に赴きます。
酒場での乱闘、マーラのピンチ
そこでトラブルが発生し、マーラが暴漢達に襲われます。大勢の男達に抱えられてテーブルまで運ばれ群がられるマーラ。そりゃまああんな格好してたらね(笑) すぐには抜け出せずに結構じっくりと襲われてるマーラの姿を堪能できます。しかし最後には自力で脱出してしまうのはヒロピン的にはちょっと残念でしたね(笑)
その後スラッシュ達が寝静まったときを見計らってアジトに侵入するレイジ達。マーラはその艶姿で見張りを誘惑してKOする役割です。そしてアジトから何らかの資料(恐らくウランの在り処を示す物?)を盗み出して撤収します。
ウランを求めて
しかしすぐに気付かれてスラッシュ自らが追跡してきます。この追跡行にスラッシュの愛人が2人同行しているんですが、マーラに引けを取らないような露出度で尚且つ武装していてスラッシュの護衛も兼ねているらしく、それでいて敵方なのでマーラの紅一点ポジションに干渉する事もなく、思わぬダークホースでした(笑)
旅を続けるレイジ一行だが、レイジ以外のメンバーが原住民(?)のような連中に捕まってしまうシーンがあります。これがマーラ1人だったら……!(泣) スラッシュ達も追跡を続けている描写が入ります。愛人たちの造形がかなりGoodです。
その後も旅や追跡が続きます。マーラや愛人たちの艶姿を存分に堪能しましょう(笑)
廃工場潜入、マーラの髪型が……
その後ウランが保管されていると思われる古い施設に辿り着くレイジ達。施設に潜入していきますが、この時マーラが何故か髪を下ろしています。まあどちらでも良いんですが、個人的にはポニテの方が好みかな?(笑) 薄暗い空間でマーラの剥き出しの太ももが映えます。
目的の物を手に入れて施設から脱出するレイジ達。しかしスラッシュの軍団はもうすぐそこまで迫ってきています。仲間の1人が囮になってスラッシュ達を足止めしている間に、レイジ達は列車に乗り込んで一路もと来た地下都市を目指します。
尚ここで囮になったメンバーとスラッシュ軍団の銃撃戦があるのですが、この時例の愛人たちも攻撃に参加し、他のギャング達に何か指示している描写があります。愛人たちはスラッシュの側近でもあるようです。戦うヒロイン(?)として、かなりいい感じのキャラ造形です(笑)
列車での銃撃戦
レイジ達の乗る車両にスラッシュ軍団が追いついてきます。レイジとマーラは迎撃のために後方の車両に移ります。この時レイジがマーラを抱えあげて補助するシーンがあります。銃を持って勇ましく戦うヒロインなのに、こういう時だけ労られるシチュエーションに萌え。
後方の車両に移動しつつ銃撃戦となります。太ももやおヘソ丸出しマーラ様のアクションシーンを存分に堪能できます。あとマーラがいつの間にかポニテに戻ってるのもGood。
改めて見ても本当に素晴らしい衣装ですね。近年のアクション映画やホラー映画などに足りない物が何か、如実に物語ってくれています(笑) 映画は最もポリコレの侵食を受けやすい分野だっただけに残念です。
戦いは佳境に入り、列車を運転していた仲間が撃たれて走行が止まってしまいます。スラッシュ達が追いついてきて対峙する両者。多勢に無勢で危機に陥りますが、そこに意外な援軍が現れ……?
エンディングでもマーラのおみ足を無駄に強調したアングルが挿入されます(笑)
終わりに
如何でしたでしょうか? 近年の映画ではまずあり得ないアクションヒロインのセクシーコスチューム。映画は現実ではないんです。基本的に人は皆、非日常を求めて映画を見るんです。だから現実ではあり得ないような格好のヒロインがアクションしたって何もおかしな事はないんです。だって現実じゃない、フィクションなんですから。
フィクションとノンフィクションを意図的に混同させ、エンターテイメントの世界を滅茶苦茶にして、自分達が嫌いな物を『見ない関わらない』ではなく『この世から抹消しようとする』害悪左翼やフェミニスト達が、今の退屈な世界を作り上げてしまいました。
もうこの80年代90年代のような輝かしい過去は戻ってこないかも知れません。だからこそ自分のような人間は、その失われた文化を少しでも収集・保存する為に今日もリサーチに勤しんでいきます。
コメント