ダークファンタジーの金字塔『BASTARD:暗黒の破壊神』のアニメ版(OVA)より、ヒロインのティア・ノート・ヨーコとアーシェス・ネイ

アニメ
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今回は久々にアニメのご紹介になります。今でこそ珍しくなくなったダークヒーローの草分け的存在ともいえる破天荒な主人公ダーク・シュナイダーが活躍するバトルファンタジー『BASTARD:暗黒の破壊神』という漫画を原作としたアニメ作品です。

今現在リメイクされた新作がNetflixで放送されていますが、残念ながらまだDVDリリースされておらずPCに落とせる映像資料を手に入れる事が困難である為、今回は1992年に製作された全6話のOVA版の方をご紹介します。

全6話に凝縮されていますが、原作序盤の展開を元に見所は押さえてある作りになっており、今回ご紹介するような原作におけるヒロピンシーンも多少アレンジはありますが再現されています。

とはいえ原作は古い作品で知らない方も多いと思いますので、以下にあらすじをご紹介しておきます。

プロローグ
かつて、人の力「科学」によって生み出された「破壊神アンスラサクス」と「邪神群」の手により文明は崩壊した。この災害「大破壊」を生き残ったわずかな者達は新たな文明の力、「魔法」を手にし、血と肉と鋼とそして魔力の時代を迎えた。
それから四百年。絶大な力を持ち、配下に四天王や闇の軍団を率い大陸に征服戦争を仕掛けた爆炎の魔術師「ダーク・シュナイダー (以下D・Sと表記)」は、多くのゴーレムを操り長きに渡り大国や五英雄達と争った末、伝説の「竜戦士」となった竜王子ラーズ・ウルと相打ちになり滅ぼされる(魔操兵戦争)。
だがこの際、D・Sは密かに転生の秘術を用い赤子の身の内に転生する。しかし五英雄の一人ジオ・ノート・ソートによって覚醒する前に封印され、ジオの娘ヨーコと共にルーシェ・レンレンとして争いとは無縁の暮らしをすることになる。


闇の反逆軍団編
魔操兵戦争から15年後、D・Sのかつての配下だった四天王が大陸の四つの王国に侵攻を開始した。
侵攻は列国最強のジューダス王国を降して、ティア・ノート・ヨーコたちが住むメタ=リカーナ王国にも迫った。その対抗のため、ヨーコは父親・ジオから授けられた魔法を用い、ルーシェの中に眠るD・Sを復活させる。復活したD・Sは己の欲望である世界征服を宣言するものの、ヨーコの説教もありしぶしぶ侵攻勢力と戦った。結果、メタ=リカーナを守護して行動するD・Sは四天王と対立することとなるが、その戦いを経て彼らのうちの二人、ニンジャマスター・ガラ、雷帝アーシェス・ネイが再び仲間となる。
シーラ・トェル・メタ=リカーナ王女が持つアンスラサクスの封印を狙い、残った四天王のうちの一人、闇の僧侶アビゲイルが単身メタ=リカーナへと乗り込んでくる。D・Sはアビゲイルと戦い、激しい攻防を繰り広げた。下半身を失うほどの激戦の末、アビゲイルを退けたかに見えたD・Sだったが、ヨーコを人質に捕らえられ危機に陥る。アビゲイルは封印を要求するも、ヨーコの最後の抵抗に阻まれ倒れ、その断末魔の爆発によりメタ=リカーナは崩壊。D・Sたちも行方不明となってしまう。

BASTARD!! -暗黒の破壊神- – Wikipedia

OVAの範囲は上記『闇の反逆軍団編』までとなっています。原作及び今回ご紹介するOVAのディテールも上記ウィキペディアのページをご参照下さい。

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ヨーコ、壁磔

ルーシェと共に眠るヨーコの元に、ニンジャマスター・ガラが忍び寄る。気づいたヨーコは抵抗虚しく壁に磔にされてしまう。

ガラは好色な性格で、ヨーコから情報を聞き出すためにエッチな(笑)尋問をしようとするが、その時……?

ルーシェの中のダーク・シュナイダーが目覚める
ガラはヨーコを誘拐して逃げる

シーラ王女

ガラに連れ去られたヨーコを助け出すにはどうしてもダーク・シュナイダーの協力が必要という事で、ダーク・シュナイダーの封印を解く役割(処女の接吻が必要w)を、ヨーコの代わりにシーラが申し出る。

旅に同行するシーラだが足手まとい扱いされて、鎧を脱ぐように言われる。素直に鎧を脱ぐシーラ王女。一方でガラの元に囚われたヨーコの身に危機が……?

囚われの身のヨーコ

ヨーコ、スライム責め

ダーク・シュナイダーの封印を解く方法(処女の接吻)を言わないヨーコに対して、ガラは服だけを溶かすという(都合のいい設定の)スライムをけしかける。鎖に繋がれて逃げられないヨーコは……

服を溶かされるヨーコ
シーラのお色気シーンも
鎖に繋がれ、スライムから逃げる事も払い除ける事もできない
負傷したダーク・シュナイダーをエッチなポーズで助けるシーラ
一方ヨーコはもう殆ど裸に……

ダーク・シュナイダー達が忍者砦を進む間にもどんどん服を溶かされていくヨーコ。無力に悶えるしかないヨーコがエロいですね。

戦うヒロイン、ネイ

雷帝アーシェス・ネイ
ネイを庇って死んだダーク・シュナイダー

最初は敵として出てきたネイですが、自分を庇って死んだダーク・シュナイダーに替わってアビゲイル達と戦う事を決意。戦うヒロインの鏡ですねぇ(笑)

メタリカーナに攻め寄せるアビゲイルの軍団
ネイはダーク・シュナイダーの替わりに単身で立ち向かう

四天王の一人だっただけあり、雑魚どもは鎧袖一触で蹴散らすネイだが……

アビゲイルvsネイ

アビゲイル
アビゲイルと対峙して怒りを露わにするネイ
アビゲイルに攻撃を当てた時のネイが自信過剰っぽくて良い
アビゲイルは自身の代わりに魔法生物を召喚
敵の攻撃で無様に吹き飛ぶネイ
止めを刺されそうになるが……
ガラに助けられる

アビゲイルと対峙したネイは、自分を利用したアビゲイルに対して怒りと共に斬りかかるが、アビゲイルは強力な魔法生物を召喚して逃げ去る。魔法生物の攻撃で吹き飛ぶネイ。ダメージで動けないでいる所に止めを刺されそうになるが、そこに駆けつけたガラに助けられる。この辺の流れも戦うヒロインの定番のピンチシーンという感じで良いですね。

触手磔ピンチのネイ

敵の触手に狙われるネイ
全身を絡め取られ……
良い表情

敵の触手に全身を絡め取られて磔にされるネイ。一方でガラは容赦なく腹ぶっ刺しw 無傷で動きだけを封じられているネイが対比で余計に萌えますね~。この敵、お約束をよく解ってます(笑)

一方でガラだけ腹を貫かれる重傷(笑)
貫かれたままネイを助けようとするガラ
ネイは見ている事しかできない。素晴らしいシチュエーション!
命がけでネイを助け出すガラ
助けられたネイはガラを見上げるが……

ガラは腹を貫かれた壮絶な姿のままネイを助けようとします。一方で無傷のくせに触手に磔にされて動けず、自分を助ける為にガラが無茶しているのを見ている事しか出来ないネイ。この対比は戦うヒロインが『所詮は女』であるという事実が強調されていて非常に良いシーンです。

終わりに

如何でしたでしょうか? ヨーコも気が強く原作でも囚われシチュエーションが多数ある良ヒロインですが、『戦うヒロイン』というには今ひとつという印象があります。一方でネイは主に耐久力などが男性陣に比べて今一つで戦闘ではしょっちゅうピンチに陥っており、まさに『戦うヒロイン』のお手本のような中々に訴求力の高いヒロインだったと思います。

今回のご紹介は旧いOVAでしたが、今現在Netflixでこの『闇の反逆軍団編』がリメイクされており、ビジュアルも中々のようなので早期のビデオリリースを希望したいですね。その際にはこの新作の方も旧版との比較も兼ねてご紹介したいと思います。

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